SUSE Linux Enterprise Server(SLES)高可用性クラスタに関連する SAP の問題については、できるだけ早く Cloud カスタマーケアに次の情報をご提供ください。
問題またはエラーの詳細な説明(以下の情報を含む):
- 現在のアプリケーションまたはシステムの状態。
- エラーが発生した日時。
- SAP ワークロードでパフォーマンスの問題が発生している場合は、SAP ワークロードのパフォーマンスに関する診断情報を収集します。
Google Cloud の SAP 用エージェントを使用している場合は、サポート バンドルを生成して共有できます。
Google Cloud の SAP 用エージェントを使用していない場合は、構成の詳細、システム情報、診断情報など、クラスタに関する情報を収集します。これらの情報には次のものがあります。
クラスタ内の各ノードから、SUSE の
supportconfig
コマンドライン ツールを実行して生成したシステム レポートの TAR アーカイブ。supportconfig -l
hb_report
ユーティリティを実行して生成したログファイルとノード構成の TAR アーカイブ。問題発生の約 1 時間前の開始時刻を指定します。問題が解決してから 1 時間以上後の終了時刻(to time)を指定します。
次のコマンドを使用して、
hb_report
ユーティリティを実行します。-f フラグと -t フラグにそれぞれ開始時刻と終了時刻を指定します。hb_report -f "yyyy/mm/dd hh:mm" -t "yyyy/mm/dd hh:mm"
supportconfig
ツールとhb_report
ユーティリティに関する SUSE の情報については、HANA クラスタの詳細なデバッグデータ収集(PACEMAKER、SAP)をご覧ください。