Google Cloud SDK の概要

このページでは、Google Cloud SDK の概要について説明します。Google Cloud SDK には、Google Cloud CLI、API 統合、言語固有のライブラリ、Cloud Code 拡張機能、その他のフレームワークとツールが含まれています。

Google Cloud SDK とは

Google Cloud SDK は、Google Cloud サービスを操作するための一連のライブラリとツールです。コマンドライン管理用の Google Cloud CLI も含まれています。

Google Cloud SDK には次の利点があります。

Google Cloud CLI

gcloud CLI を使用して、コマンドライン インターフェースで Google Cloud サービスを操作します。gcloud CLI を使用すると、ターミナルから直接リソースの管理、アプリケーションのデプロイ、管理タスクの実行を行うことができます。

詳細については、gcloud CLI の概要をご覧ください。

Google Cloud API

Google Cloud 機能をアプリケーションに統合し、ワークフローを自動化し、 Google Cloud API を使用してカスタムツールを構築します。Google Cloud SDK を使用すると、次の領域で Google Cloudサービスを統合するプロセスが簡素化されます。

  • AI と機械学習
  • コンピューティング
  • ストレージとデータベース
  • ネットワーキング
  • データ分析
  • 管理ツール
  • 運用
  • セキュリティと ID の管理
  • 管理インフラストラクチャ

詳細については、Google Cloud APIs をご覧ください。

Google Cloud SDK でサポートされている言語

Google Cloud SDK で任意の言語を使用します。Google Cloud SDK は次の言語をサポートしています。

また、SAP デベロッパーは、包括的な ABAP クライアント ライブラリである ABAP SDK for Cloud を使用できます。

フレームワークとツール

Google Cloud SDK を使用すると、Google Cloudでのアプリケーションの開発とデプロイを効率化するフレームワークとツールにアクセスできます。これらのリソースは、アプリケーションの構築、テスト、デプロイを支援し、クラウド オペレーションの複雑さを軽減します。

Google Cloud SDK は、次のようなさまざまなフレームワークとツールをサポートしています。

  • Spring:Google Cloud で Java エンタープライズ アプリケーションを構築してデプロイし、Google Cloud SDK を使用して関連するクラウド リソースを管理します。
  • Kubernetes: Google Cloudのマネージド Kubernetes サービスである Google Kubernetes Engine(GKE)を使用して、アプリケーションのデプロイ、スケーリング、管理を自動化します。
  • Prometheus: オープンソースのツールキットを使用して、アプリケーションとインフラストラクチャをモニタリングし、アラートを送信します。Google Cloud SDK を使用して Prometheus をデプロイし、 Google Cloudリソースを管理できます。
  • Terraform: インフラストラクチャをコードとして定義して管理し、バージョニングと再現性を実現します。

次のステップ