Cloud のロケーション
Google Cloud は、毎年新しいリージョンを追加してグローバル展開を拡大しています。Google Cloud のソフトウェア定義型プライベート ネットワークは、高速で信頼性の高い接続を世界中のユーザーに提供します。成長を続けるこのネットワークは、320 万キロメートル以上に及ぶ陸上および海底ファイバーケーブルを介して Google Cloud のインフラストラクチャを世界中に接続しており、これは業界 2 番手のクラウド プロバイダの到達範囲の 10 倍に相当します。
地域とリージョン
Google Cloud プロダクトは、特定のリージョン障害発生ドメインから提供され、サービスレベル契約でフルサポートされます。そのため、アプリケーション アーキテクチャは Google Cloud の構造内で設計できます。
Google Cloud インフラストラクチャ サービスは、北米、南米、ヨーロッパ、アジア、中東、オーストラリアのロケーションでご利用いただけます。これらのロケーションは、「リージョン」と「ゾーン」に分けられます。アプリケーションのロケーションとして、レイテンシ、可用性、耐久性の要件を満たす場所を選択できます。
リージョンとゾーンのドキュメントロケーション別のプロダクト提供状況
特定のゾーン、リージョン、マルチリージョンでリソースをデプロイできます。
リージョン新設の際、Compute Engine、Google Kubernetes Engine、Cloud Storage、Persistent Disk、Cloud SQL、Virtual Private Cloud、Cloud VPN、Key Management Service、Cloud Identity、Secret Manager の各プロダクトは必ず提供されます。
新しいリージョンの立ち上げから 6 か月以内に、Cloud Run、Bigtable、Cloud MemCache、Apigee、Cloud Redis、Spanner、Extreme PD、BigQuery、Cloud Dataflow、Cloud Dataproc、Pub/Sub を含むその他のプロダクトが利用可能になります。
リージョンで利用可能なプロダクトは、お客様のご要望に合わせて順次拡大されます。
一部のサービスでは、大文字(例: 「US」)と小文字(例: 「us」)でリージョンを区別します。マルチリージョンの正確な形式については、サービスのドキュメントをご覧ください。
データ所在地を指定できる Google Cloud Platform サービス一覧に記載されているサービスは、特定のデータ ロケーションを使用するように構成できます。
- 記載されているリージョンとマルチリージョン ロケーションに加え、グローバル ロケーション オプションもご利用いただけます。
- 記載されているリージョン ロケーションに加え、マルチリージョン ロケーション オプションもご利用いただけます。詳細は、[マルチリージョン] タブをご覧ください。
- リージョンによってご利用いただける機能が異なります。
- 次世代の Datastore です。Datastore モードとネイティブ モードのいずれかで使用できます。
- すべてのロケーションでサービスをご利用いただけます。ジョブは、ドキュメントに記載されているロケーションに作成されます。
- ダンマーム リージョンへのアクセスについては、こちらのドキュメントで説明しています。
- Security Command Center のロケーションは、プレビュー リリース ステージで利用できます。
- Cloud Spanner のリソースのロケーションはこちらをご覧ください。
- 記載されているリージョン ロケーションに加え、グローバル ロケーション オプションもご利用いただけます。
SecOps サービスの Google データセンターの所在地(https://cloud.google.com/terms/secops/services に記載)は、SecOps のデータ所在地ページ(https://cloud.google.com/terms/secops/data-residency)に別途記載されています。
グローバル プロダクト
次のプロダクトは、ロケーションに依存することなくご利用いただけます。
ネットワーキング
データ分析
管理ツール
デベロッパー ツール
セキュリティ
メディアとゲーム
- リージョンのシナリオについては、Cloud Monitoring のドキュメントをご覧ください。
リソース
リージョンを選択する
Google Cloud リージョン選択ツールを使うと、温室効果ガス排出量、価格、レイテンシを考慮して Google Cloud リージョンを選択できます。ご希望に沿って設定を行ってください。
複数のクラウドにわたってプログラムでロケーション データにアクセスする場合、Cloud Location Finder(CLF)の使用をご検討ください。CLF は、Google Cloud、Amazon Web Services(AWS)、Azure、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)にわたって最新のロケーション データを提供する API です。ロケーションを簡単に検索し、特定のロケーションの詳細を取得し、近くのロケーションを見つけ、クラウド プロバイダ、ロケーション タイプ、国または地域、温室効果ガス排出量などの条件に基づいてそれらをフィルタできます。
データを安全に保護する
Google Cloud は、データの安全性、プライバシー、セキュリティに対する厳格なプライバシー基準とコンプライアンス基準を満たしており、数多くの第三者機関による監査認証も受けています。
詳細* 取得している認証や基準はデータセンターによって異なります。追加情報が必要な場合はお問い合わせください。
