最終更新日: 2024 年 10 月 10 日 | 以前のバージョン
Google がお客様に Google Cloud Platform を提供することに合意した契約（該当する場合、「契約」）の期間中、対象サービスは、該当する容量割り当て内で使用するために、お客様に次のとおりの月間稼働率を提供します（「サービスレベル目標」または「SLO」）。
| 対象サービス | 各月の稼働率 |
|---|---|
| Media CDN 従量課金制 | >=99.95% |
Google が SLO を満たしておらず、かつお客様が本 SLA に基づく義務を満たしている場合、お客様は下記の返金を受けることができます。各月の稼働率と返金はプロジェクトごとに月単位で決定されます。本 SLA は、Google による SLO へのあらゆる不履行に対して、唯一かつ排他的にお客様を救済する手段を定めるものです。本 SLA で使用されているが本 SLA で定義されていない用語は、すべて本契約で定義される意味で使用します。契約で Google Cloud パートナー プログラムまたは再販業者プログラムに基づく Google Cloud Platform の再販または提供が認められている場合、この SLA の「お客様」はすべてパートナーまたは再販業者（該当する場合）を意味し、財務クレジットは契約に基づく影響を受けたパートナーまたは再販業者の注文にのみ適用されます。
定義
本 SLA における用語の定義は次のとおりとします。
「容量割り当て」とは、次のことを意味します。
- 対象サービスの場合、過去 30 日間の平均下り（外向き）スループット（秒単位）の 5 倍に相当する最大下り（外向き）スループット、または Google とお客様の間で相互に合意した最大スループット。
「対象サービス」とは、Media CDN 従量課金制を意味します。
「ダウンタイム」とは、エラー率が 5% を上回る状態のことです。ダウンタイムはサーバー側のエラー率に基づいて計測されます。ダウンタイムには、該当する容量割り当てを超えるピーク下り（外向き）スループットに関連する対象サービスのエラーは含まれません。
「ダウンタイム期間」とは、次のことを指します。
- 対象サービスの場合、1 分あたり 60 以上の有効なリクエストでダウンタイム状態が連続して 5 分以上経過している期間。
- 5 分間に満たないダウンタイムは、ダウンタイム期間にはカウントされません。
「エラー率」は、HTTP ステータス コード 50x を伴うレスポンスがあった有効なリクエストの数を、その期間中の有効なリクエストの合計数で割った数値です。同じ IP アドレスから繰り返される同一のリクエストは、エラー率にカウントされません。
「返金」とは、対象サービスについて以下のことを意味します。
各月の稼働率 対象サービスが SLO を満たさなかった場合、お客様の翌月以降の請求書に対して返金される月次請求額の割合 99.0%～99.95% 未満 10% 95.0%～99.0% 未満 25% 95.0% 未満 50% 「各月の稼働率」とは、月間総分数から当月のすべてのダウンタイム分数を差し引き、月間総分数で割った数値のことです。
「有効なリクエスト」とは、ドキュメントに準拠し、通常はエラーでないレスポンスを返すリクエストです。
返金の申請義務
上記の返金を受けるには、返金の対象になった時点から 30 日以内に、お客様が Google のテクニカル サポートに通知する必要があります。また、ダウンタイムが発生した日時も Google に提示する必要があります。お客様がこれらの要件を満たさなかった場合、返金を受ける権利は失効します。
返金の最大額
1 か月の請求期間に発生するすべてのダウンタイム期間に対して Google がお客様に発行する返金の最大額は、該当月の対象サービスに対してお客様に請求する金額の 50% を超えないものとします。返金はサービスの将来の利用に対して振り替えられる形で行われ、返金が申請されてから 60 日以内に適用されます。
SLA の免責
この SLA は、（a）一般提供前の機能またはサービス（関連するドキュメントに別途記載されている場合を除く）、（b）SLA の対象外の機能またはサービス（関連するドキュメントに記載）、（c）次の原因によるエラーには適用されません。（i）Google の合理的な制御の範囲外の要因、（ii）お客様のソフトウェアまたはハードウェア、もしくは第三者のソフトウェアまたはハードウェア、またはその両方、（iii）不正使用または契約違反となるその他の行為、（iv）システムによって適用されるか、管理コンソールに記載されている割り当て。
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