分析用にユーザーデータを難読化する

この機能を使用すると、分析ペイロードの一部として、データを送信する前にデータを難読化できます。この Apigee の機能では、データをランタイム プレーンからコントロール プレーンに送信する前に SHA512 を使用して元の値がハッシュ化されます。

環境でこの機能を有効にする方法など、データ難読化の使用の詳細については、Apigee API Analytics のユーザーデータを難読化するをご覧ください。

Apigee ハイブリッドでソルト値を設定する

overrides.yaml ファイルの axHashSalt プロパティを使用して、ハッシュのソルト値を設定できます。axHashSalt プロパティで指定する値は、機密性の高い分析データを難読化するため SHA512 ハッシュを計算するとき、ソルトとして使用されます。同じ Apigee 組織をホストするすべてのクラスタで同じ値を使用することをおすすめします。次のコマンドを使用して、apigee-org チャートで値を適用します。

helm upgrade ORG_NAME apigee-org/ \
  --namespace apigee \
  --atomic \
  -f overrides.yaml