このトピックでは、Apigee ハイブリッド用に新しい環境を作成する方法について説明します。手順については、環境と環境グループについてをご覧ください。
環境の作成について
環境の作成は次の 2 段階のプロセスで行われます。
- UI または Apigee API を使用して、管理プレーンで環境を作成します。
- その環境の構成をオーバーライド ファイルに追加して、クラスタに適用します。
環境の追加と構成に関する手順については、ステップ 5: 環境を追加すると、構成のオーバーライドを指定するをご覧ください。
環境の作成方法
- Apigee UI または Create Environments API を使用して、1 つ以上の新しい環境を作成します。基本的な手順については、ステップ 5: 環境を追加するをご覧ください。
-
新しい環境定義をオーバーライド ファイルの
envs[]
プロパティに追加します。このプロパティは配列で、複数の環境定義を追加できます。新しい環境に、UI で作成した環境と同じ名前を付けます。たとえば、次の構成では、test と prod の 2 つの環境を定義しています。namespace: my-namespace org: my-organization ... envs: - name: test serviceAccountPaths: synchronizer: "your_keypath/synchronizer-manager-service-account.json udca: "your_keypath/analytic-agent-service-account.json - name: prod serviceAccountPaths: synchronizer: "your_keypath/synchronizer-manager-service-account.json udca: "your_keypath/analytic-agent-service-account.json ...
- クラスタに変更を適用します。各環境に順番に変更を適用します。
helm upgrade ENV_RELEASE_NAME apigee-env/ \ --install \ --namespace APIGEE_NAMESPACE \ --set env=ENV_NAME \ -f OVERRIDES_FILE \ --dry-run=server
ENV_RELEASE_NAME は、
apigee-env
チャートのインストールとアップグレードの追跡に使用される名前です。Helm リリース名は、Apigee ハイブリッド インストール内で一意である必要があります。環境名が一意の場合は、ENV_NAME
と同じにできます。ただし、環境と環境グループの名前が同じ場合は、それぞれに一意の Helm リリース名を入力してください。たとえば、両方の名前がdev
の場合は、dev-env-release
やdev-envgroup-release
などの名前を使用できます。Helm でのリリースの詳細については、Helm のドキュメントの3 つの大きなコンセプトをご覧ください。
test
環境helm upgrade test-release apigee-env/ \ --namespace apigee \ --atomic \ --set env=test \ -f OVERRIDES_FILE.yaml
prod
環境:helm upgrade prod-release apigee-env/ \ --namespace apigee \ --set env=prod \ --atomic \ -f OVERRIDES_FILE.yaml
仮想ホストの構成の詳細については、仮想ホストの構成をご覧ください。環境構成要素の完全な一覧については、構成プロパティ リファレンスの envs をご覧ください。