依存関係をインストールする

ユーザー管理のノートブック インスタンスを作成した後、ノートブックが依存するソフトウェアのインストールが必要になることがあります。依存関係をインストールするには、ノートブックのファイルにインストール コマンドを追加するか、ターミナル ウィンドウを使用します。

ノートブックを共有している場合、ファイルにインストール コマンドを追加すると、依存関係をインストールするコマンドがノートブックに保存され、そのノートブックを共有しているユーザーが利用できるようになります。

ユーザー管理ノートブック インスタンスから依存関係をインストールする

ユーザー管理のノートブック インスタンスから Python パッケージをインストールするには:

  1. Google Cloud コンソールで、[ユーザー管理のノートブック] ページに移動します。

    [ユーザー管理のノートブック] に移動

  2. 依存関係をインストールするインスタンスを選択します。

  3. [JupyterLab を開く] をクリックします。

  4. ノートブック ファイルを追加するには、メニューまたはランチャーを使用します。

    1. 新しいノートブック ファイルをメニューから追加するには、[File] > [New] > [Notebook] の順に選択します。

      ノートブック ファイルを追加する。

    2. [Select kernel] ダイアログで、新しいノートブックのカーネル(Python 3 など)を選択し、[Select] をクリックします。

      新しいノートブック ファイルが開きます。

    ランチャー

    1. ランチャーから新しい Python 3 ノートブック ファイルを追加するには、[File] > [New] > [Launcher] の順に選択します。

    2. [Python 3] タイルをクリックします。

      ノートブック ファイルを追加する。

      新しいノートブック ファイルが開きます。

  5. 新しいノートブック ファイルの名前を変更します。

    1. [File] > [Rename Notebooks] の順に選択します。[Rename file] ダイアログが開きます。

    2. [New name] フィールドで、Untitled.ipynb を意味のある名前(install.ipynb など)に変更します。

    3. [Rename] をクリックします。

    ランチャー

    1. [Untitled.ipynb] タブを右クリックして、[Rename notebook] をクリックします。[Rename file] ダイアログが開きます。

    2. [New name] フィールドで、Untitled.ipynb を意味のある名前(install.ipynb など)に変更します。

    3. [Rename] をクリックします。

  6. 次のように依存関係をインストールします。

    新しいノートブックを開くと、コードを入力できるデフォルトのコードセル(この場合は Python 3)が表示されます。

    Python 3 ノートブックに mxnet ディープ ラーニング ライブラリをインストールするには、コードセルに次のコマンドを入力します。

    %pip install mxnet

    ノートブック セルにコードを追加する。

  7. 実行ボタンをクリックしてコマンドを実行します。

    実行ボタンをクリックする。

  8. インストールが完了したら、[Kernel] > [Restart Kernel] の順に選択してカーネルを再起動し、ライブラリをインポートできることを確認します。

  9. [File] > [Save Notebook] の順に選択して、ノートブックを保存します。

ターミナルから依存関係をインストールする

ターミナルに接続するには、JupyterLab ノートブックまたは SSH を使用します。Python パッケージをターミナルからインストールするには:

  1. Google Cloud コンソールで、[ユーザー管理のノートブック] ページに移動します。

    [ユーザー管理のノートブック] に移動

  2. 依存関係をインストールするインスタンスを選択します。

  3. [JupyterLab を開く] をクリックします。

  4. ターミナル ウィンドウを開くには、メニューまたはランチャーを使用します。

    メニューからターミナル ウィンドウを開くには、[File] > [New] > [Terminal] の順に選択します。

    ターミナルを開く。

    ターミナル ウィンドウが開きます。

    ランチャー

    1. ランチャーからターミナル ウィンドウを開くには、[File] > [New] > [Launcher] の順に選択します。

    2. [Other] で、[Terminal] タイルをクリックします。

      ターミナルを開く。

      ターミナル ウィンドウが開きます。

  5. ターミナル ウィンドウでコマンドを入力して、ユーザー管理のノートブック インスタンスのソフトウェアへの依存関係をインストールします。

    Python 3 ノートブックに mxnet ディープ ラーニング ライブラリをインストールするには、次のコマンドを入力します。

    pip3 install mxnet

    ターミナルにコードを追加する。

  6. インストールが完了したら、カーネルを再起動して、ライブラリをインポートできることを確認します。同じユーザー管理ノートブック インスタンスで開いているすべてのノートブック ファイルで、[Kernel] > [Restart kernel] を選択します。

  7. [File] > [Save Notebook] の順に選択して、ノートブックを保存します。