概要
Vertex AI Agent Engine を使用するには、まず Vertex AI Agent Engine にデプロイできるエージェントを開発する必要があります。エージェントを開発する最も簡単な方法は、Google が提供するフレームワーク固有のテンプレートのいずれかを使用することです。フレームワーク固有のテンプレートは、オブジェクトのシリアル化や、エージェントを初期化するコードとプロンプトに応答するコードの分離など、エージェント開発の一般的な部分を自動的に処理します。フレームワーク固有のテンプレートは次のとおりです。
フレームワーク | 説明 |
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LangChain | 事前定義された構成と抽象化により、基本的なユースケースで簡単に実装できます。 |
LangGraph | ワークフローを定義するためのグラフベースのアプローチ。高度な人間参加型機能と巻き戻し/再生機能を備えています。 |
AG2(旧 AutoGen) | AG2 は、LLM ワークフローを構築するための高レベルの抽象化として、マルチエージェント会話フレームワークを提供します。 |
LlamaIndex クエリ パイプライン | LlamaIndex のクエリ パイプラインは、検索拡張生成(RAG)ワークフローを作成するための高レベルのインターフェースを提供します。 |
CrewAI | CrewAI は、自律 AI エージェントをオーケストレートするためのフレームワークです。 |
ユースケースがフレームワーク固有のテンプレートのいずれにも適合しない場合は、独自のカスタム エージェントを開発できます。