Spanner データベースを作成するときに、GoogleSQL と PostgreSQL の 2 つの SQL 言語のいずれかを選択できます。どちらの言語も、同じ Spanner コア機能、パフォーマンス、スケーラビリティを提供します。言語の選択は、アプリケーション、デベロッパー、使用するエコシステムの要件に基づいて行います。このページでは、GoogleSQL と PostgreSQL Interface 言語データベースの使用を決定する要因について説明します。
考慮すべきポイント:
- 移植性: PostgreSQL を選択した場合は、Spanner から別の PostgreSQL データベースに移行するオプションがあります。
- 使いやすさ: チームが PostgreSQL または GoogleSQL の構文とツールにすでに精通している場合は、その言語を選択することで、効率的に開発を行い、学習時間を短縮できます。
- エコシステム: 各言語で利用可能なツールとライブラリを検討します。GoogleSQL は Google Cloud サービスと適切に統合されていますが、PostgreSQL には広範なオープンソース エコシステムがあります。
- アプリケーション要件: SQL 構文、データ型、将来のニーズに関するアプリケーション固有の要件を評価します。
- 移行: 既存のデータベースから移行する場合は、現在の環境に近い言語を選択すると、移行プロセスを簡素化できます。
移植性が最優先で、 Google Cloudから移行するオプションがある場合は、PostgreSQL を選択します。 Google Cloud との緊密な統合が必要な場合(BigQuery を使用する場合など)は、GoogleSQL を選択します。
GoogleSQL と PostgreSQL Interface の Spanner 実装:
- 機能の同等性: GoogleSQL と PostgreSQL の両方の言語は、インターリーブされたテーブルやクエリヒントなど、Spanner の独自の機能を同等にサポートしています。
- 基盤となるエンジン: どちらの言語も、基盤となる分散ストレージとクエリ処理エンジンを共有しているため、一貫したパフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性が保証されます。
- 管理と開発: 同じ Spanner ツール、API、クライアント ライブラリを使用して、両方の言語のアプリケーションを管理および開発できます。
次のステップ
- GoogleSQL と PostgreSQL の言語の同等性について確認する。