Cloud Code for IntelliJ で App Engine フレキシブル環境にデプロイする

このドキュメントでは、IntelliJ IDEA 内から App Engine アプリケーションを App Engine フレキシブル環境にデプロイする方法について説明します。

始める前に

  • アプリの作成ガイドに従って、Cloud Code をインストールして設定し、フレキシブル環境用の App Engine アプリを作成します。App Engine フレキシブル フレームワーク サポートを必ず追加してください。

    アプリケーションをお持ちでない場合は、サンプルアプリをダウンロードして、これらのデプロイ手順を試すことができます。

    1. Spring Boot サンプルアプリのクローンをローカルマシンに作成します。

       git clone https://github.com/spring-guides/gs-spring-boot
      
    2. IntelliJ で、[File] > [Open] を選択してファイル選択画面を開きます。

    3. /gs-spring-boot/ に移動します。

    4. /complete/ ディレクトリを選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. App Engine フレキシブル フレームワーク サポートを追加します。

デプロイ構成の作成

  1. [Tools] > [Cloud Code] > [App Engine] > [Deploy to App Engine] の順に選択します。

    [Create Deployment Configuration] ダイアログ[Name]、[Server]、[Deployment]、[Project]、[Version]、[app.yaml] のフィールドがあります。

  2. サーバーの構成を確認します。

    1. [Server] フィールドの横にある省略記号(...)をクリックします。

    2. ダイアログで、[Name] フィールドに [Google App Engine] が表示されていることを確認します。

    3. [OK] をクリックします。

  3. [Deployment] でソースを選択します。

    Cloud Code for IntelliJ は、Maven アーティファクト、IntelliJ 固有のアーティファクト、ファイルシステム JAR または WAR ファイルからのデプロイをサポートします。

    1. ファイル システム JAR または WAR ファイルをデプロイのソースとして選択する場合は、[Deployment archive] フィールドの横にある省略記号(...)をクリックしてデプロイ アーカイブに移動します。
  4. [Project] フィールドでプロジェクトを選択します。

    初めてデプロイを構成する場合、デプロイする Google Cloud コンソールプロジェクトに関連付けられているアカウントにログインするように求められます。

  5. [App Engine Flexible Configuration] セクションで、有効な app.yaml ファイルを選択します。

    1. プルダウン メニューに有効な app.yaml ファイルが表示されない場合は、[Edit] をクリックしてファイルを選択します。詳細については、App Engine フレキシブル構成の更新のセクションをご覧ください。
  6. 必要に応じて、他のフィールドに入力してデプロイを構成します。

  7. [Run] をクリックしてアプリをビルドし、デプロイします。

  8. [Application Servers] ウィンドウで、デプロイの進行状況をモニタリングするプロジェクトの名前をクリックします。このウィンドウが表示されていない場合は、[View] > [Tool Windows] > [Application Servers] をクリックします。

    デプロイが完了すると、コンソール出力でアプリの URL を確認できます。

カスタム ランタイムへのデプロイ

Docker ファイルを使用し、app.yaml ファイルを変更して、カスタム ランタイムにアプリをデプロイできます。

  1. app.yaml ファイルで、ランタイムを custom に設定します。

  2. デプロイ構成の作成手順を完了すると、[App Engine Flexible Configuration] セクションに app.yaml ファイルと Docker ファイルのパスが表示されます。

    [Create Deployment Configuration] 画面の [App Engine Flexible Configuration] セクションが表示されているダイアログフィールドに、app.yaml ファイルへのパスが表示されています。別のファイルを選択するための [Edit] ボタンがあります。ラベルで、ランタイムが custom であることが示されています。ラベルに、Docker ファイルのパスが表示されています。[Staged artifact name] フィールドに、Docker ファイルへのパスが表示されています。

  3. [Edit] をクリックして、有効な app.yaml ファイルと Docker ファイルを選択します。

    [Create Deployment Configuration] 画面の [App Engine Flexible Configuration] セクションが表示されているダイアログフィールドに、app.yaml ファイルへのパスが表示されています。別のファイルを選択するための [Edit] ボタンがあります。ラベルで、ランタイムが custom であることが示されています。ラベルに、Docker ファイルのパスが表示されています。[Staged artifact name] フィールドに、Docker ファイルへのパスが表示されています。

  4. [app.yaml] フィールドと [Dockerfile Directory] フィールドの横にある省略記号(...)をクリックして、適切なファイルに移動します。

  5. [OK] をクリックします。

App Engine フレキシブル構成を更新する

最初のデプロイ構成を作成した後、アプリケーションの要件に応じてこの構成を変更できます。

  1. [File] > [Project Structure] を選択します。

    [Project Structure] ダイアログが表示されます。

  2. [Project Settings] で [Facets] を選択します。

  3. App Engine フレキシブル ファセットを選択します。

  4. app.yaml ファイルを選択するには、[app.yaml] フィールドの横にある省略記号(...)をクリックして、有効なファイルの場所に移動します。

  5. カスタム ランタイムにデプロイする場合は、[Dockerfile directory] フィールドの横にある省略記号(...)をクリックして、有効なファイルの場所に移動します。

  6. [OK] をクリックします。

サーバーの削除

プロジェクト用に構成したサーバーを削除するには:

  1. [File] > [Settings] > [Build, Execution, Deployment] > [Clouds] を選択します。

    Mac OS の場合は、[IntelliJ IDEA] > [Preferences] > [Build, Execution, Deployment] > [Clouds] となります。

  2. サーバー(App Engine)を選択し、ウィンドウの上部にあるマイナス記号(-)をクリックして削除します。

  3. [OK] をクリックします。

次のステップ

サポートを受ける

IntelliJ IDE でフィードバックを送信するか、問題を報告するには、[Tools] > [Cloud Code] > [Help / About] > [Submit feedback or report an issue] を選択します。ここから、GitHub で問題を報告できます。