Google 周波数アクセス システム(SAS)Portal API を使用すると、市民ブロードバンド無線サービス(CBRS)ネットワーク内のユーザー ID とデバイスの作成、表示、更新、削除を行うことができます。
各ユーザーがリソースを管理できるかどうかは、リソースまたは親リソースに割り当てられたユーザーロールによって異なります。権限は親リソースから継承されます。
ユーザー ID
ユーザー ID は、Citizens Broadband Radio Service Device(CBSD)のオペレータを一意に識別します。SAS はユーザー ID を使用して、デバイスをお客様に割り当てます。すべての SAS のお客様は、お客様のアカウントのセットアップ時に少なくとも 1 つのユーザー ID を指定する必要があります。後でユーザー ID を追加できます。
デバイス
SAS Portal API を使用すると、CBSD を複数のステップで登録できます。認定プロフェッショナル インストーラ(CPI)による設置が必要なデバイスの場合、複数の手順で構成される登録プロセスを開始するには、次の 2 つの方法があります。
オプション 1。CPI アカウントでプロセスを開始します。ユーザーは
role_cpi
ロールで認証されている必要があります。まず、ValidateInstaller()
メソッドを使用してユーザーが検証され、次にSignDevice()
メソッドを使用して、CPI で検証された構成が SAS に送信されます。オプション 2。任意のアカウントでプロセスを開始します。どのユーザーも
CreateSigned()
メソッドを使用して、CBSD が使用できる非アクティブなデバイス構成を作成できます。この方法では、CPI の秘密鍵でエンコードされたデバイス パラメータを使用します。
どのオプションを使用するかにかかわらず、このプロセスでは SAS にデバイスの非アクティブな構成が作成されます。その後、CBSD は SAS に登録リクエストを送信します。成功すると、デバイスのステータスが [登録済み] に変わります。
- CPI の検証が不要な CBSD の場合は、
CreateDevice()
メソッドを使用します。 - CPI エンコードされたデータによる 1 ステップ登録の場合は、WInnForum で定義されている SAS-CBSD API を使用します。
次のステップ
- SAS Portal API の概要については、Google SAS Portal API の概要をご覧ください。
- 各 API の詳細については、Customers API と Device Manager API をご覧ください。
- API の使用例については、API のコードサンプルをご覧ください。
- リファレンス ドキュメントについては、API とリファレンスをご覧ください。