Looker 管理者は、Looker レポートのデータソースの作成に使用できるコネクタを管理できます。コネクタは、Looker レポートが特定のデータ プラットフォーム、システム、またはサービスからデータにアクセスするためのメカニズムです。Looker インスタンスで Looker レポート コネクタが有効になっている場合、ユーザーはデータソースを作成して、データソースの基盤となるデータセットのデータを Looker レポートに追加できます。
Looker 管理者は、利用可能なすべてのレポート コネクタまたは個々のコネクタを有効にできます。Google が作成したコネクタはデフォルトで有効になっています。
始める前に
Looker レポートでデータソースの作成に使用できるコネクタを管理するには、次の要件に注意してください。
- Looker インスタンスは、Looker で Studio をサポートするための要件をすべて満たしている必要があります。
- Looker 管理者は、Looker で Studio を有効にする必要があります。
- レポート コネクタを有効または無効にするには、Looker 管理者ロールが必要です。
レポート コネクタを有効にする
1 つ以上のレポート コネクタを有効にする手順は次のとおりです。
- Looker インスタンスの [管理] パネルで、[レポート(Looker の Studio)] セクションに移動し、[レポート コネクタ] ページを開きます([管理] > [レポート(Looker の Studio)] > [レポート コネクタ])。
- Looker で Studio で使用可能なすべてのコネクタを有効にするには、[すべて選択] をオンにします。個々のコネクタを有効にするには、各コネクタに対応する切り替えボタンをオンにします。
レポート コネクタを無効にする
1 つ以上のレポート コネクタを無効にする手順は次のとおりです。
- Looker インスタンスの [管理] パネルで、[レポート(Looker の Studio)] セクションに移動し、[レポート コネクタ] ページを開きます([管理] > [レポート(Looker の Studio)] > [レポート コネクタ])。
- Looker の Studio で使用できるすべてのコネクタを無効にするには、[すべて選択] をオフにします。個々のコネクタを無効にするには、各コネクタに対応する切り替えをオフにします。
レポート コネクタを無効にした場合の影響
Looker 管理者がコネクタを無効にすると、次の変更が有効になります。
- ユーザーは、そのコネクタを使用して Looker 環境の Studio で Looker レポートを作成できなくなります。
- そのコネクタで作成された既存のレポートには、Looker インスタンスから引き続きアクセスできますが、レポートの編集者はデータソースを編集できなくなります。
- 無効になったコネクタで作成された既存のレポートはコピーできなくなります。
Looker 管理者は、無効なコネクタで作成された既存のレポートからデータソースを削除できます。
Looker で Studio を無効にした場合の影響
Looker 管理者が Looker インスタンスの Looker の Studio を無効にすると、すべてのレポート コネクタが自動的に無効になります。
Looker で Studio を再度有効にすると、レポート コネクタの設定がデフォルトに戻ります。