Memcache は、データベースの呼び出しや API の呼び出し、ページのレンダリングで生じた任意のデータの小さな塊(文字列、オブジェクト)を格納するためのインメモリ Key-Value ストアです。詳細については、memcached.org をご覧ください。
この機能は、Linux で実行されているエージェントでのみ使用できます。Windows では使用できません。
調査
memcached プラグインが構成されていない場合でも、Cloud Monitoring で次の操作を行うことで、Cloud Platform プロジェクトで実行されている memcached サービスが検出されます。
- memcached のインスタンス名検索
- ファイアウォール ルールで 11211 に開かれているポートの確認
Memcached の指標を表示する手順は次のとおりです。
-
Google Cloud コンソールで [
ダッシュボード] ページに移動します。
このページを検索バーで検索する場合は、小見出しが「Monitoring」の結果を選択します。
- リストから [Memcached] ダッシュボードを選択します。
memcached をモニタリングするための Monitoring の構成
モニタリング エージェントをインストールした後、次の手順でインスタンス上の memcached プラグインを構成します。
memcached モニタリング プラグインを有効にする
VM インスタンス上で、memcached.conf を GitHub 構成リポジトリからダウンロードしてディレクトリ /etc/stackdriver/collectd.d/
に置きます。
(cd /etc/stackdriver/collectd.d/ && sudo curl -O https://raw.githubusercontent.com/Stackdriver/stackdriver-agent-service-configs/master/etc/collectd.d/memcached.conf)
構成ファイルを追加した後、次のコマンドを実行して、モニタリング エージェントを再起動します。
sudo service stackdriver-agent restart
collectd
memcached
プラグインの詳細については、Plugin:memcached をご覧ください。
モニタリング対象
Memcache プラグインがモニタリングする指標の詳細リストは、エージェントの指標: memcached にあります。