このページでは、AlloyDB クラスタから AlloyDB プライマリ インスタンスまたは読み取りプール インスタンスを削除する方法について説明します。
AlloyDB インスタンスを削除する際の注意事項は次のとおりです。
- AlloyDB インスタンスを削除しても、ストレージ レイヤ内のデータは自動的に削除されません。
- AlloyDB プライマリ インスタンスを削除した後も、AlloyDB ストレージの費用は引き続き発生します。
- プライマリ インスタンスを削除したクラスタ内にプライマリ インスタンスを作成すると、データを復元しなくても、プライマリ インスタンスからすぐにデータにアクセスできるようになります。
始める前に
- 使用している Google Cloud プロジェクトで AlloyDB へのアクセスが有効になっている必要があります。
- 使用している Google Cloud プロジェクトに、次のいずれかの IAM ロールが必要です。
roles/alloydb.admin
(AlloyDB 管理者の IAM 事前定義ロール)roles/owner
(オーナーの IAM 基本ロール)roles/editor
(編集者の IAM 基本ロール)
これらのロールが付与されていない場合は、アクセス権を付与するよう組織管理者に依頼してください。
手順
コンソール
- Google Cloud コンソールで、[クラスタ] ページに移動します。
- [リソース名] 列でクラスタをクリックします。
- [概要] ページで、[クラスタ内のインスタンス] セクションに移動し、削除するインスタンスを選択して [削除] をクリックします。
- 表示されたダイアログでインスタンスの ID を入力し、[削除] をクリックします。
gcloud
gcloud CLI を使用するには、Google Cloud CLI をインストールして初期化するか、Cloud Shell を使用します。
instances delete
コマンドを使用して、インスタンスを削除します。
gcloud alloydb instances delete INSTANCE_ID \ --region=REGION_ID \ --cluster=CLUSTER_ID \ --project=PROJECT_ID
- INSTANCE_ID: インスタンスの ID。
- REGION_ID: インスタンスが配置されるリージョン。
- CLUSTER_ID: インスタンスが配置されているクラスタの ID。
- PROJECT_ID: クラスタが配置されるプロジェクトの ID。