このページでは、サポートされている Vertex AI マルチモーダル モデル multimodalembedding@001
を使用してマルチモーダル エンベディングを生成する方法について説明します。モデル ID を Vertex AI マルチモーダル モデルの修飾名などの入力情報に設定すると、クエリを実行できます。
このページの手順は、AlloyDB for PostgreSQL と生成 AI のコンセプトに詳しい方向けのものです。
始める前に
- マルチモーダル エンベディングの生成へのアクセスをリクエストし、有効化の確認が届くまで待ってから、このページの手順に沿って操作してください。
マルチモーダル エンベディングを生成する
multimodalembedding@001
モデル エンドポイントのテキスト エンベディングを生成するには、次のステートメントを実行します。
SELECT
ai.text_embedding(
model_id => 'multimodalembedding@001',
content => 'TEXT');
画像の mimetype がデフォルトの image/jpeg
である登録済みの multimodalembedding@001
モデル エンドポイントの画像エンベディングを生成するには、次のステートメントを実行します。
SELECT
ai.image_embedding(
model_id => 'multimodalembedding@001',
image => 'IMAGE_PATH_OR_TEXT',
mimetype => MIMETYPE');
次のように置き換えます。
IMAGE_PATH_OR_TEXT
は、同じ AlloyDB プロジェクト内の画像の Cloud Storage URI(gs://my-bucket/embeddings/flowers.jpeg
など)または画像の base64 文字列に置き換えます。MIMETYPE
は、画像の mimetype(image/jpeg
など)に置き換えます。デフォルトの mimetype はimage/jpeg
です。
登録済みの multimodalembedding@001
モデル エンドポイントの動画エンベディングを生成するには、次のステートメントを実行します。
SELECT
ai.video_embedding(
model_id => 'multimodalembedding@001',
video => 'VIDEO_URI');
VIDEO_URI
は、ターゲット動画の Cloud Storage URI(gs://my-bucket/embeddings/supermarket-video.mp4
など)または動画の base64 文字列に置き換えます。