ユーザー イベントを構成するには:
過去のユーザー イベントをインポートする。
ライブユーザー イベントを記録する。
ユーザー イベントにエンティティをタグ付けします。
アトリビューション トークンを使用してユーザー イベントをフラグ付けする。
ユーザー情報
visitorId
値は、一意のユーザー ID を表します。ユーザー イベントを記録する際に必要です。(UserInfo
)は、visitorId
の値と userId
の値(使用可能な場合)を持つユーザー イベントを記録するときに含まれます。
省略可能な userId
値は、ユーザーがサイトにログインするたびに、デバイス間で一意の永続的な識別子として使用できます。ユーザーの userId
を記録すると、コマース向け Vertex AI Search は、モバイル デバイスやウェブブラウザなど、ユーザーが複数のデバイスで 1 人のユーザーに対してカスタマイズされた結果を生成できます。
ユーザー イベントのタイムスタンプ
ユーザー イベントを記録する際は、イベントが発生した正確なタイムスタンプを必ず含めるようにしてください。正確なタイムスタンプにより、イベントが正しい順序で保存されることが保証されます。タイムスタンプは、タグ マネージャーと JavaScript Pixel を使用して収集されたイベントに対して自動的に記録されます。イベントをインポートする際は、RFC 3339 で指定されている形式で eventTime
フィールドにタイムスタンプを指定する必要があります。
ユーザー イベントのカスタム属性
ユーザー イベント用にカスタム属性と機能を追加できます。これにより、レコメンデーションを使用するときに、向上した具体的な最適化案が得られます。カスタム属性を追加するには、ユーザー イベントを記録するときに attributes
を使用します。
取り込まれたユーザー イベントのカスタム属性を指定する場合は、予測リクエストに関連付けるユーザー イベントにも含めることが重要です。カスタム属性の形式は、インポートされたイベントと、予測リクエストで指定されたイベントの間で一貫している必要があります。これにより、モデルのトレーニングや予測の提供時にこれらのカスタム属性の使用が可能になり、レコメンデーションの品質向上に役立ちます。
text
フィールドを使用してカスタム テキスト値を指定するか、number
フィールドを使用してカスタムの数値を指定します。
たとえば、ユーザー イベントを記録するリクエストの attributes
セクションを以下に示します。
"attributes": { "user_age": {"text": ["teen", "young adult"]}, "user_location": {"text": ["CA"]} }
インポート状態をモニタリングする
高品質な結果を得るには、ユーザー イベントを正常に記録することが重要です。イベント記録のエラー率をモニタリングし、必要に応じて対処する必要があります。詳細については、データ アップロードの問題のアラートの設定をご覧ください。