このページでは、Artifact Registry リポジトリを表示および一覧表示する方法について説明します。
始める前に
- (省略可)gcloud コマンドのデフォルトを構成します。
必要なロール
リポジトリを表示して一覧表示するために必要な権限を取得するには、管理者に次の IAM ロールを付与するよう依頼してください。
- Google Cloud プロジェクトのすべてのリポジトリを表示および一覧表示する: プロジェクトに対する Artifact Registry 読み取り (
roles/artifactregistry.reader
) - 特定のリポジトリを表示する: リポジトリに対する Artifact Registry 読み取り (
roles/artifactregistry.reader
)
ロールの付与については、プロジェクト、フォルダ、組織へのアクセスを管理するをご覧ください。
これらの事前定義ロールには、リポジトリの表示と一覧表示に必要な権限が含まれています。必要とされる正確な権限については、「必要な権限」セクションを開いてご確認ください。
必要な権限
リポジトリを表示および一覧表示するには、次の権限が必要です。
-
artifactregistry.repositories.get
-
artifactregistry.repositories.list
カスタムロールや他の事前定義ロールを使用して、これらの権限を取得することもできます。
リポジトリの表示
Google Cloud プロジェクト内のリポジトリを表示できます。
リポジトリのリストを表示するには:
コンソール
Google Cloud コンソールで [リポジトリ] ページを開きます。
ページにリポジトリのリストが表示されます。
Artifact Registry リポジトリのリストをフィルタリングするには:
- リポジトリ リストの上の [テーブルをフィルタ] をクリックします。
- フィルタリストからフィルタを選択します。
- リストのフィルタに使用する値を指定します。
gcloud
既存のリポジトリを一覧表示するには、次のコマンドを実行します。
gcloud artifacts repositories list [--project=PROJECT] \ [--location=LOCATION]
リポジトリに構成されている暗号化のタイプを表示するには、次のコマンドを実行します。
gcloud artifacts repositories describe REPOSITORY \ [--project=PROJECT] [--location=LOCATION]
これらのコマンドで、次の値を置き換えます。
- PROJECT は、プロジェクト ID です。このフラグを省略すると、現在のプロジェクトまたはデフォルトのプロジェクトが使用されます。
- REPOSITORY はリポジトリの名前です。
LOCATION は、 リージョンまたはマルチリージョンの ロケーションです。 このフラグを使用して、特定のロケーションのリポジトリを表示します。
--location=all
を使用して、すべてのロケーションのリポジトリを一覧表示することもできます。このフラグを省略すると、このコマンドは、デフォルトが構成されている場合に デフォルト ロケーションを使用します。それ以外の場合は、このフラグを省略すると、すべてのロケーションのリポジトリが一覧表示されます。
このコマンドの詳細をご覧になるには、次のコマンドを実行します。
gcloud artifacts repositories list --help
次のステップ
- リポジトリに対するアクセスを構成する。
- リポジトリに保存されているアーティファクト内の個々のファイルをダウンロードする。
- ダウンロード ルールを使用してアーティファクトのダウンロードを制限する方法を学習する。