イベント中に問題解決の準備をする

重大度の異なるインシデントへの対応方法、分類方法、解決方法は、イベント発生中の運用に大きな影響を与える可能性があります。インシデントのライフサイクル全体で効果的に追跡するには、一元化されたインシデント管理システムを使用します。詳細については、インシデントや問題を管理するをご覧ください。

カスタマーケアを利用する場合のベスト プラクティスを確認する

追加のサポートが必要な場合は、Cloud カスタマーケア チームと TAM にお問い合わせください。サポートケースを作成する場合は、カスタマーケア チームが迅速かつ効率的に対応できるように、詳細かつ具体的な情報を提供してください。Google からすぐに対応してもらうには、サポートケースの優先度に「P1」を選択することを検討してください。優先度は後でいつでも引き下げることができます。詳細については、カスタマーケアの使用に関するベスト プラクティスをご覧ください。

コミュニケーション計画を作成する

明確な役割と責任、コミュニケーション プロトコル、エスカレーション パスなど、明確なインシデント対応手順を確立します。チームとベンダー間のコラボレーションとコミュニケーションのために仮想チャットルームや会議通話を設定し、最新情報と進捗状況の報告のためのチャネルを確保します。

アクセス権を確保する

イベントの前に、認証とアクセスに関する問題を解決してください。組織内のユーザー、開発者、オペレーター、データ サイエンティスト、セキュリティ管理者、ネットワーク管理者といった役割に、それぞれ適切な権限を付与していることを確認します。これには、サポートケースの作成、問題のトラブルシューティング、障害復旧環境へのアクセスが含まれます。

連絡先を確認する

Cloud Billing などの多くの Google Cloud サービスは、 Google Cloud ユーザーと重要な情報を共有するために通知を送信します。デフォルトでは、これらの通知は特定の Identity and Access Management(IAM)ロールを持つメンバーに送信されます。重要な連絡先を使用する場合、独自の連絡先リストを指定することで、通知を受け取るユーザーをカスタマイズできます。イベントの前に連絡先を確認し、必要に応じて変更してください。詳細については、通知の連絡先の管理をご覧ください。

Personalized Service Health を有効にする

Personalized Service Health を使用すると、プロジェクトに関連する Google Cloud サービスの中断を特定し、効率的に管理して対応できます。詳細については、Personalized Service Health の概要をご覧ください。

イベントの前に Service Health API が有効になっていることと、組織がダッシュボードにアクセスしてアラートを構成できることを確認します。詳細については、Personalized Service Health へのアクセスを管理するをご覧ください。

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