Pub/Sub 内のサブスクリプションをモニタリングする

Google Cloud コンソールを使用して、プロジェクトで利用可能な 1 つのサブスクリプションまたはすべてのサブスクリプションのモニタリング ダッシュボードにアクセスできます。

始める前に

次のものが準備されていることを確認します。

  • Cloud 請求先アカウント

  • 課金が有効になっている Pub/Sub プロジェクト

  • Pub/Sub プロジェクトのサブスクリプションを含む 1 つ以上のトピック

  • Cloud MonitoringMetrics Explorer に精通している

すべてのサブスクリプションのモニタリング ダッシュボードを表示する

プロジェクト内のすべてのサブスクリプションのモニタリング ダッシュボードを表示するには、次の手順を実施します。

  1. Google Cloud コンソールで、[Pub/Sub サブスクリプション] ページに移動します。

    サブスクリプションに移動

  2. [指標] タブをクリックします。

    プロジェクト内のすべてのサブスクリプションのモニタリング ダッシュボードが表示されます。

モニタリング ダッシュボードには、[概要] と [割り当て] の 2 つのセクションがあります。

単一サブスクリプションのモニタリング ダッシュボードを表示する

プロジェクト内の単一サブスクリプションのモニタリング ダッシュボードを表示するには、次の手順を行います。

  1. Google Cloud コンソールで、[Pub/Sub サブスクリプション] ページに移動します。

    サブスクリプションに移動

  2. [サブスクリプション] ページで、サブスクリプションをクリックします。

    サブスクリプションの詳細ページが表示されます。

  3. サブスクリプションの詳細ページで、[指標] タブをクリックします。

    単一サブスクリプションのモニタリング ダッシュボードが表示されます。

モニタリング ダッシュボードには、サブスクリプションのタイプに応じて 4 つのセクション(概要健全性保持pull / push)があります。[保持] セクションは、サブスクリプションでメッセージの保持を有効にした場合のみが表示されます。

モニタリング ダッシュボードをカスタマイズする

カスタム ダッシュボードを作成、または個々のグラフを既存のカスタム ダッシュボードへ追加できます。

カスタム ダッシュボードを作成するには、次の手順を行います。

  1. すべてのサブスクリプションまたは単一サブスクリプションのモニタリング ページに移動します。

  2. 次のいずれかのオプションを選択します。

    • すべてのグラフを含む新しいダッシュボードを作成する、または既存のカスタム ダッシュボードにすべてのグラフを追加するには、[カスタム ダッシュボードとして保存] をクリックします。

    • 新しいダッシュボードまたはカスタム ダッシュボードに単一のグラフを追加するには、個々のグラフで その他の操作オプションを展開して [カスタム ダッシュボードに追加] をクリックします。

すべてのダッシュボードは Monitoring コンソールで確認できます。

グラフを変更する

グラフを変更するには、次の手順を行います。

  1. すべてのサブスクリプションまたは単一サブスクリプションのモニタリング ページに移動します。

  2. 個々のグラフで、 その他の操作オプションを展開し、[Metrics Explorer で表示] をクリックします。

    グラフが Metrics Explorer で開きます。

  3. Monitoring Query Language のクエリを使用して、グラフに変更を加え、出力をテストできます。

  4. [グラフを保存] をクリックして変更を保存します。

アラート ポリシーを作成する

グラフのアラート ポリシーを作成すると、指標をモニタリングするアラートを設定し、アラートを受け取る状況と通知方法を構成できます。

アラートを作成する方法の詳細については、指標に基づくアラート ポリシーを作成するをご覧ください。

一部のグラフには [アラート ポリシーを作成] オプションが表示されない場合があります。この場合は、次の手順を行います。

  1. (省略可)グラフをカスタム ダッシュボードに保存します。

  2. カスタム ダッシュボードで、個々のグラフの その他の操作オプションを展開します。

  3. [アラートのグラフに変換] をクリックします。

サブスクリプションをモニタリングするための主要グラフ

サブスクリプションのモニタリングに使用できるグラフは多数ありますが、次のグラフは単一のサブスクリプションのステータス確認に有効です。

  • [健全性] セクションの [最も古い未確認メッセージ] グラフでは、パブリッシュ後のメッセージの確認応答に長時間かかっているかどうかを確認できます。

  • [概要] セクションの [リージョンごとの未確認メッセージ] グラフでは、サブスクリプションの各リージョンの未確認メッセージ数を確認できます。

  • [健全性] セクションの [配信レイテンシの健全性スコア] グラフでは、配信レイテンシの増加の原因となっている可能性がある要素を確認できます。この指標の詳細については、配信レイテンシの健全性のモニタリングをご覧ください。

次の [割り当て] セクションのグラフでは、プロジェクト内のすべてのサブスクリプションの割り当てをモニタリングできます。

  • 管理者のオペレーションのグラフでは、サブスクリプションに関する管理オペレーションをモニタリングできます。各管理者オペレーションが 1 ユニットとして割り当て使用量に計上されます。

詳細については、Pub/Sub の割り当てと上限をご覧ください。

次のステップ