他のクラウド プロバイダからデータをインポートする

他のクラウド プロバイダでホストされているインフラストラクチャのパフォーマンス データと使用状況データを StratoZone にインポートできます。VM インベントリに加えて、クラウド インフラストラクチャもスキャンされ、使用中の Amazon AWS と Microsoft Azure サービスが識別されます。識別されたサービスに基づいて、StratoZone は移行先となる関連する Google Cloud サービスをおすすめします。

このページでは、他のクラウド プロバイダに収集スクリプトをインストールして実行しインフラストラクチャのデータを収集する方法と、そのデータを StratoZone にインポートする方法について説明します。

クラウド インフラストラクチャでの収集スクリプトの実行

ご利用のクラウド インフラストラクチャからデータを収集するには、GitHub でホストされている収集スクリプトをダウンロードして実行します。このスクリプトは、特定のクラウド プロジェクトに対する権限に基づいて、アクセスできるアセットからデータを自動的に収集します。

スクリプトをダウンロードするには、ご利用のクラウド プロバイダに応じて、次のいずれかのリンクを選択します。

スクリプトをダウンロードしたら、README ファイルの手順に従って、インストールして実行します。このスクリプトは、収集結果を含む ZIP ファイルを作成して、ローカル フォルダに保存します。

最後に、ZIP ファイルを StratoZone ポータルにアップロードして、評価を入力します。

収集したデータの StratoZone へのアップロード

スクリプトによって生成された ZIP ファイルを StratoZone ポータルにインポートする手順は次のとおりです。

  1. StratoZone ポータルにログインします。

  2. [Assessments] タブで [Create new evaluate group] を選択します。 StratoZone ポータルの [Assessments] ページ

  3. 評価グループの種類として [Manual asset entry] を選択し、グループ名の情報とスポンサーの詳細を入力し、[Save] をクリックします。 StratoZone ポータルの [Manual asset entry]

  4. [Assessment] ページの [Overview] タブで、評価の名前を入力し、[AWS/Azure Scripted Discovery] のいずれかのオプションを選択して、[Save & Next] をクリックして続行します。 手動アセット エントリの [Overview] タブ

  5. [Upload] タブで [Upload] をクリックし、前の手順で選択した検出タイプの収集スクリプトによって作成された ZIP ファイルをアップロードします。ステータスが [Uploaded] に変わり、StratoZone がファイルの処理を開始します。 手動アセット エントリの [Upload] タブ

  6. StratoZone がファイルの処理を完了すると、ポータルから通知が届きます。ページを更新して [Save & Next] ボタンを有効にします。[Save & Next] をクリックして続行します。

  7. 収集スクリプトで他のクラウド プロバイダのサービスが検出された場合は、[Review cloud services] タブが表示され、サービスタイプと検出されたサービス インスタンスの数を確認できます。次のタブに移動するには、[Next] をクリックします。 手動アセット エントリの [サービスを検証] タブ

  8. [Validate and create inventory] タブでアップロードの結果を確認し、[Add inventory] をクリックして新しい評価を作成します。 アセットの手動入力、[Validate and create inventory] タブ

[Validate and create inventory] タブでいずれかのアセットがエラーを示している場合は、評価を作成できません。

この問題のトラブルシューティングを行うには、StratoZone のサポートにお問い合わせのうえ、アップロードしようとした ZIP ファイルを添付してください。

収集結果の確認

スクリプトによって収集されたアセットのリストを表示するには、次の操作を行います。

  1. StratoZone ポータルにログインします。

  2. [Results] タブの [Asset-level data] で、[Inventory] をクリックします。

  3. [Filters] で、[Assessment] を開き、スクリプト コレクション用に作成した評価を選択します。

スクリプトによって特定されたサービスのリストを表示するには、次の操作を行います。

  1. StratoZone ポータルにログインします。

  2. [Results] タブの [Summary data] で、[Cloud services] をクリックします。[Cloud services] ページに、特定された Amazon AWS サービスと Microsoft Azure サービス、各サービスのインスタンスの合計数が表示されます。また、Google Cloud が提供する同様のサービスも表示されます(利用可能な場合)。 StratoZone で識別されたサービスのリスト

次のステップ