バックアップ イメージをコンテナにマウントする

コンテナ環境で有効なアプリケーション タイプからキャプチャされたアプリケーション データをマウントしてアクセスするには、次の手順を行います。

  1. バックアップと DR サービスの管理コンソールで、プルダウン メニューから [App Manager] > [アプリケーション] をクリックします。

    [アプリケーション] ページが開きます。

  2. アプリケーションをフィルタして、サポートされているデータベース アプリケーションを一覧表示します(Linux プラットフォームの場合)。

  3. 選択した画像を含むアプリケーションを選択します。

  4. [アプリケーション] ページの下部にあるプルダウン リストから、[アクセス] を選択します。

    [アクセス] ページが開き、キャプチャされたイメージがタイムライン ランプビューに一覧表示されます。このビューの詳細については、画像のタイムライン ランプビューにアクセスするをご覧ください。

  5. 特定の時点のイメージを選択し、アクセス オペレーションのリストから [マウント] を選択します。

    [マウント] ページが開き、[ホストまたは VM にマウント] オプションがデフォルトで選択されています。

  6. [コンテナ] オプションを選択します。

  7. [ラベル] フィールドに、コンテナ マウントに関連付けられた一意の名前を入力します。

  8. [許可された IP アドレス] フィールドに、単一の IP アドレスまたは IP アドレスの範囲を入力します。a.b.c.d./n 形式のネットワーク アドレスもサポートされています。IP アドレスを指定すると、ホストの数が、NFS のアプリケーション データへのアクセスを許可された IP アドレスを持つホストのみに制限されます。

    IP アドレスを空のままにすると、任意のホストがアプリケーション データにアクセスできるようになります。

  9. [含まれるボリューム] では、デフォルトですべてのボリュームが選択されています。

    • [マウント場所] フィールドに、コンテナ内でイメージをマウントするパスを入力します。デフォルトでは、このパスは変換元パスと同じです。
    • [NFS エクスポート パス] フィールドに、アプライアンスが NFS 経由でアプリケーションの論理ボリュームを公開するパスを入力します。パスが指定されていない場合、システムはパスを自動的に生成し、そのパスでデータを公開します。
  10. [送信] をクリックします。

  11. [OK] をクリックしてダイアログを閉じるか、[モニタリング] をクリックして [モニタリング] でジョブの進行状況を確認します。マウントジョブが完了すると、イメージがアクティブになり、アプリ マネージャーの [アクティブ マウント] ビューで使用できるようになります。

    マウント ジョブが正常に完了すると、アプライアンスから NFS 経由でデータを利用できるようになります。コンテナからアクセスするには、コンテナの YAML 定義にコードを追加する必要があります。この YAML コードは、次のいずれかから取得できます。

NFS を介してコンテナ内から選択したアプリケーションのデータを使用するには、コンテナの YAML 構成ファイルに YAML コードを追加する必要があります。

アクティブ マウントの管理

マウントを作成したら、[App Manager] > [Active Mounts] でイメージを追跡できます。イメージを無期限にマウントしたままにしないでください。マウントの作成元であるバックアップ イメージは、すべてのマウントが削除されるまで期限切れにならないためです。マウントされたイメージの使用が終了したら、次のいずれかを行います。

  • イメージをマウント解除します。必要に応じて再マウントできます。その後、不要になったことが確実になったら、イメージを削除できます。
  • イメージをマウント解除して削除します。マウントのベースとなるバックアップではなく、マウントされたイメージが削除されます。