コンテナ環境で有効なアプリケーション タイプからキャプチャされたアプリケーション データをマウントしてアクセスするには、次の手順を行います。
バックアップと DR サービスの管理コンソールで、プルダウン メニューから [App Manager] > [アプリケーション] をクリックします。
[アプリケーション] ページが開きます。
アプリケーションをフィルタして、サポートされているデータベース アプリケーションを一覧表示します(Linux プラットフォームの場合)。
選択した画像を含むアプリケーションを選択します。
[アプリケーション] ページの下部にあるプルダウン リストから、[アクセス] を選択します。
[アクセス] ページが開き、キャプチャされたイメージがタイムライン ランプビューに一覧表示されます。このビューの詳細については、画像のタイムライン ランプビューにアクセスするをご覧ください。
特定の時点のイメージを選択し、アクセス オペレーションのリストから [マウント] を選択します。
[マウント] ページが開き、[ホストまたは VM にマウント] オプションがデフォルトで選択されています。
[コンテナ] オプションを選択します。
[ラベル] フィールドに、コンテナ マウントに関連付けられた一意の名前を入力します。
[許可された IP アドレス] フィールドに、単一の IP アドレスまたは IP アドレスの範囲を入力します。
a.b.c.d./n
形式のネットワーク アドレスもサポートされています。IP アドレスを指定すると、ホストの数が、NFS のアプリケーション データへのアクセスを許可された IP アドレスを持つホストのみに制限されます。IP アドレスを空のままにすると、任意のホストがアプリケーション データにアクセスできるようになります。
[含まれるボリューム] では、デフォルトですべてのボリュームが選択されています。
- [マウント場所] フィールドに、コンテナ内でイメージをマウントするパスを入力します。デフォルトでは、このパスは変換元パスと同じです。
- [NFS エクスポート パス] フィールドに、アプライアンスが NFS 経由でアプリケーションの論理ボリュームを公開するパスを入力します。パスが指定されていない場合、システムはパスを自動的に生成し、そのパスでデータを公開します。
[送信] をクリックします。
[OK] をクリックしてダイアログを閉じるか、[モニタリング] をクリックして [モニタリング] でジョブの進行状況を確認します。マウントジョブが完了すると、イメージがアクティブになり、アプリ マネージャーの [アクティブ マウント] ビューで使用できるようになります。
マウント ジョブが正常に完了すると、アプライアンスから NFS 経由でデータを利用できるようになります。コンテナからアクセスするには、コンテナの YAML 定義にコードを追加する必要があります。この YAML コードは、次のいずれかから取得できます。
- [ジョブの詳細] ページ。コンテナへのマウント ジョブをモニタリングするをご覧ください。
- [Active Mounts] ページ。アクティブ マウント ページからコンテナの YAML コードにアクセスするをご覧ください。
NFS を介してコンテナ内から選択したアプリケーションのデータを使用するには、コンテナの YAML 構成ファイルに YAML コードを追加する必要があります。
アクティブ マウントの管理
マウントを作成したら、[App Manager] > [Active Mounts] でイメージを追跡できます。イメージを無期限にマウントしたままにしないでください。マウントの作成元であるバックアップ イメージは、すべてのマウントが削除されるまで期限切れにならないためです。マウントされたイメージの使用が終了したら、次のいずれかを行います。
- イメージをマウント解除します。必要に応じて再マウントできます。その後、不要になったことが確実になったら、イメージを削除できます。
- イメージをマウント解除して削除します。マウントのベースとなるバックアップではなく、マウントされたイメージが削除されます。