このドキュメントでは、Security Command Center の脅威の検出結果のタイプについて説明します。脅威の検出結果は、クラウド リソースで潜在的な脅威が検出されたときに、脅威検出機能によって生成されます。使用可能な脅威の検出結果の一覧については、脅威の検出結果のインデックスをご覧ください。
概要
7 日以上前に作成されたインスタンスで、startup-script
または startup-script-url
Compute Engine インスタンスのメタデータキーが変更されました。
対処方法
次の対応計画は、この検出結果に適切な場合もありますが、運用に影響する可能性もあります。調査で収集した情報を慎重に評価して、検出結果を解決する最適な方法を判断してください。
この検出結果に対応する手順は次のとおりです。
この変更がメンバーによって意図的に行われたものか、攻撃者が新しい経路で組織に行ったものかを確認します。
次のフィルタを使用してログを確認します。
protopayload.resource.labels.instance_id=INSTANCE_ID protoPayload.serviceName="compute.googleapis.com" ((protoPayload.metadata.instanceMetaData.addedMetadataKey : "startup-script" OR protoPayload.metadata.instanceMetaData.modifiedMetadataKey : "startup-script" ) OR (protoPayload.metadata.instanceMetaData.addedMetadataKey : "startup-script-url" OR protoPayload.metadata.instanceMetaData.modifiedMetadataKey : "startup-script-url" )) logName="organizations/ORGANIZATION_ID/logs/cloudaudit.googleapis.com%2Factivity
次のように置き換えます。
INSTANCE_ID
: 検出結果に記載されているgceInstanceId
ORGANIZATION_ID
: 組織 ID
この検出結果をトリガーするイベントの調査結果:
次のステップ
- Security Command Center で脅威の検出結果を操作する方法を学習する。
- 脅威の検出結果のインデックスを参照する。
- Google Cloud コンソールで検出結果を確認する方法を学習する。
- 脅威の検出結果を生成するサービスについて学習する。