Cloud IDS 脅威検出

このドキュメントでは、Security Command Center の脅威の検出結果のタイプについて説明します。脅威の検出結果は、クラウド リソースで潜在的な脅威が検出されたときに、脅威検出機能によって生成されます。利用可能な脅威の検出結果の一覧については、脅威の検出結果のインデックスをご覧ください。

概要

Cloud IDS の検出結果は Cloud IDS によって生成されます。これは、脅威についてGoogle Cloud リソースとの間のトラフィックをモニタリングするセキュリティ サービスです。Cloud IDS は脅威を検出すると、送信元 IP アドレス、宛先アドレス、ポート番号などの脅威に関する情報を Event Threat Detection に送信し、脅威の検出結果を生成します。

顧客への対処方法

この検出結果に対応する手順は次のとおりです。

ステップ 1: 検出結果の詳細を確認する

  1. 検出結果の確認の説明に従って、Cloud IDS: THREAT_ID の検出結果を開きます。

  2. [検出の詳細] の [概要] タブで、次のセクションに表示される値を確認します。

    • 検出された内容(特に次のフィールド):
      • プロトコル: 使用されたネットワーク プロトコル
      • イベント時間: イベントが発生した日時
      • 説明: 検出結果の詳細
      • 重大度: アラートの重大度
      • 宛先 IP: ネットワーク トラフィックのターゲット IP アドレス
      • 宛先ポート: ネットワーク トラフィックのターゲット ポート
      • 送信元 IP: ネットワーク トラフィックの送信元 IP アドレス
      • 送信元ポート: ネットワーク トラフィックの送信元ポート
    • 影響を受けているリソース(特に次のフィールド):
      • リソースの完全な名前: 脅威が存在するネットワークを含むプロジェクト
    • 関連リンク(特に次のフィールド):
      • Cloud Logging URI: Cloud IDS ロギング エントリへのリンク - これらのエントリには、Palo Alto Networks の Threat Vault を検索するために必要な情報があります。
    • 検出サービス
      • 検出結果カテゴリ: Cloud IDS の脅威の名前
  3. 検出結果の完全な JSON を表示するには、[JSON] タブをクリックします。

ステップ 2: 攻撃と対応の手法を検索する

検出結果の詳細を確認したら、脅威アラートの調査に関する Cloud IDS のドキュメントを参照して、適切な対応を決定してください。

検出結果の詳細で [Cloud Logging URI] フィールドのリンクをクリックすると、元のログエントリで検出されたイベントの詳細を確認できます。

次のステップ