Google Cloud CLI には、サポートされている各プラットフォーム用のインストーラが用意されており、対話型または非対話型でデプロイできます。
対話型インストール
インストーラを使用すると、Google Cloud CLI の最新バージョンのダウンロード、インストール、設定を対話モードで簡単に行うことができます。インストーラを実行すると、Google Cloud CLI のコンポーネントがダウンロードされて、ローカル システムにインストールされます。また、Cloud SDK コンポーネントを PATH
に追加する、シェルでのコマンド補完を有効にするなどの追加の設定も行われます。
-
コマンドラインで、次のコマンドを実行します。
curl https://sdk.cloud.google.com | bash
- プロンプトが表示されたら、ファイル システム(通常はホーム ディレクトリ)の場所を選択して、その下に
google-cloud-sdk
サブディレクトリを作成します。 - gcloud CLI の改善のために匿名の使用統計情報を送信する場合は、プロンプトが表示されたら「
Y
」と応答します。 - gcloud CLI コマンドライン ツールを
PATH
に追加してコマンドの補完を有効にするには、プロンプトが表示されたら「Y
」と回答します。 -
シェルを再起動します。
exec -l $SHELL
-
Google Cloud CLI を初期化するには、
gcloud init
を実行します。gcloud init
-
Google Cloud CLI は Windows 8.1 以降と Windows Server 2012 以降で動作します。
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Google Cloud CLI インストーラをダウンロードします。
または、PowerShell ターミナルを開き、以下の PowerShell コマンドを実行します。
(New-Object Net.WebClient).DownloadFile("https://dl.google.com/dl/cloudsdk/channels/rapid/GoogleCloudSDKInstaller.exe", "$env:Temp\GoogleCloudSDKInstaller.exe") & $env:Temp\GoogleCloudSDKInstaller.exe
-
インストーラを起動して、画面の指示に沿って操作します。インストーラには Google LLC による署名が付いています。
スクリーン リーダーを使用している場合は、[スクリーン リーダー モードをオンにする] チェックボックスをオンにします。このオプションで
gcloud
を設定すると、Unicode スピナーの代わりにステータス トラッカーが使用され、進行状況が割合で表示されます。また、テーブルがフラット化されます。詳しくは、ユーザー補助機能のガイドをご覧ください。 -
Google Cloud CLI には Python が必要です。サポートされているバージョンは Python 3.8 ~ 3.13 です。デフォルトでは、Google Cloud CLI の Windows バージョンには Python 3 がバンドルされています。Google Cloud CLI を使用するには、オペレーティング システムでサポートされているバージョンの Python を実行する必要があります。
インストーラにより、必要な Python バージョンを含むすべての必要な依存関係がインストールされます。Google Cloud CLI はデフォルトで Python 3 をインストールして管理しますが、必要であれば、バンドル版 Python をインストールするオプションのチェックボックスをオフにすることで、既存の Python のインストールを使用できます。既存の Python インストール環境の使用方法については、
gcloud topic startup
をご覧ください。 インストールが完了すると、スタート メニューとデスクトップ ショートカットの作成、Google Cloud CLI シェルの起動、gcloud CLI の構成を行うオプションが表示されます。シェルを開始するオプションをそのまま使用して、選択したインストール環境を構成します。これにより、ターミナル ウィンドウが開いて
gcloud init
コマンドが実行されます。- デフォルトのインストールには、
gcloud
コマンドでアプリケーションをデプロイするのに必要な App Engine 拡張機能は含まれていません。これらのコンポーネントは、gcloud CLI コンポーネント マネージャーを使用してインストールできます。
find
コマンドが認識されないことが原因でインストールが失敗する場合は、find
が格納されているフォルダがPATH
環境変数に含まれていることを確認してください。通常、これはC:\WINDOWS\system32;
です。- gcloud CLI をアンインストールした場合は、gcloud CLI を再度インストールする前にシステムを再起動する必要があります。
- 解凍できない場合は、管理者としてインストーラを実行します。
ダウンロードした .zip
ファイルから最新バージョンをインストールすることもできます。
-
google-cloud-sdk.zip をダウンロードしてその内容を抽出します (ダウンロードしたファイルを右クリックして [すべて展開] を選択します。)
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google-cloud-sdk\install.bat
スクリプトを起動して、インストールの指示に沿って操作します。 -
インストールが完了したら、コマンド プロンプト(
cmd.exe
)を再起動します。 -
gcloud init
を実行します。C:\> gcloud init
非対話型(サイレント)デプロイ
インストール スクリプトを使用して、Google Cloud CLI のインストールを自動化できます。
Linux と macOS の場合:
インストール スクリプトを bash にパイピングする代わりにローカルに保存します。
- コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
curl https://sdk.cloud.google.com > install.sh
-
次のように引数を渡してスクリプトを実行します。
bash install.sh --disable-prompts
install.sh
のオプションは次のとおりです。
--disable-prompts
- プロンプトを無効にします。--install-dir=DIRECTORY
- インストールのルート ディレクトリをDIRECTORY
に設定します。Google Cloud CLI はDIRECTORY/google-cloud-sdk
にインストールされています。デフォルトは $HOME です。
Windows の場合:
/S
- サイレント インストールを行います。インストーラのページは表示されません。インストール設定を変更するにはフラグを使用します。/D
- デフォルトのインストール ディレクトリを設定します。コマンドラインの最後のパラメータとして、パスにスペースが含まれていても引用符を使わずに指定する必要があります。絶対パスのみがサポートされます。例:/D=C:\CloudSDK
/allusers
- すべてのユーザー用にインストールします。/singleuser
- 現在のユーザー用にインストールします(デフォルト)。/screenreader
- スクリーン リーダー モードをオフにします(デフォルトではオフになっています)/reporting
- 使用状況レポートを有効にします(デフォルトでは使用状況レポートがオフになっています)。/noreporting
- 使用状況レポートを無効にします(デフォルトでは使用状況レポートがオフになっています)。/nostartmenu
- [スタート] メニューのショートカットを作成しません(デフォルトでは作成されます)。/nodesktop
- デスクトップのショートカットを作成しません(デフォルトでは作成されます)。
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