このドキュメントでは、Kf CLI のインストール方法について説明します。通常、Kf を実行する GKE クラスタにアクセスできる場合は、Kf CLI をインストールします。これにより、独自の GKE クラスタを先に作成しなくても、Kf コマンドを使い始めることができます。
Kf CLI をインストールして Kf クラスタに接続すると、すべての Kf コマンドを実行できます。使用可能な Kf コマンドの一覧については、Kf コマンド リファレンスをご覧ください。
始める前に
Kf CLI を使用するには、Kf の完全なインストールを実行している GKE クラスタへのアクセス権が必要です。つまり、次のコマンドを実行してクラスタに接続している必要があります。
gcloud container clusters get-credentials CLUSTER_NAME \ --project=CLUSTER_PROJECT_ID \ --zone=CLUSTER_LOCATION
CLI をインストールする
Kf CLI をインストールします。
Linux
このコマンドを実行すると、システム上のすべてのユーザーに Kf CLI がインストールされます。Cloud Shell のタブに表示されている手順に沿ってインストールします。
gcloud storage cp gs://kf-releases/v2.11.27/kf-linux /tmp/kf
chmod a+x /tmp/kf
sudo mv /tmp/kf /usr/local/bin/kf
Mac
このコマンドを実行すると、システム上のすべてのユーザーに
kf
がインストールされます。gcloud storage cp gs://kf-releases/v2.11.27/kf-darwin /tmp/kf
chmod a+x /tmp/kf
sudo mv /tmp/kf /usr/local/bin/kf
Cloud Shell
bash
を使用している場合、このコマンドを実行すると、kf
が Cloud Shell インスタンスにインストールされます。他のシェルの場合は手順の変更が必要になることがあります。mkdir -p ~/bin
gcloud storage cp gs://kf-releases/v2.11.27/kf-linux ~/bin/kf
chmod a+x ~/bin/kf
echo "export PATH=$HOME/bin:$PATH" >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
Windows
このコマンドを実行すると、
kf
が現在のディレクトリにダウンロードされます。現在のディレクトリ以外の場所から呼び出す場合は、その場所をパスに追加します。gcloud storage cp gs://kf-releases/v2.11.27/kf-windows.exe kf.exe
CLI をアップグレードする
Kf CLI がすでにインストールされている場合は、次の手順で最新バージョンにアップグレードできます。
CLI をインストールします。
Linux
このコマンドを実行すると、システム上のすべてのユーザーに Kf CLI がインストールされます。Cloud Shell のタブに表示されている手順に沿ってインストールします。
gcloud storage cp gs://kf-releases/v2.11.27/kf-linux /tmp/kf
chmod a+x /tmp/kf
sudo mv /tmp/kf /usr/local/bin/kf
Mac
このコマンドを実行すると、システム上のすべてのユーザーに
kf
がインストールされます。gcloud storage cp gs://kf-releases/v2.11.27/kf-darwin /tmp/kf
chmod a+x /tmp/kf
sudo mv /tmp/kf /usr/local/bin/kf
Cloud Shell
bash
を使用している場合、このコマンドを実行すると、kf
が Cloud Shell インスタンスにインストールされます。他のシェルの場合は手順の変更が必要になることがあります。mkdir -p ~/bin
gcloud storage cp gs://kf-releases/v2.11.27/kf-linux ~/bin/kf
chmod a+x ~/bin/kf
echo "export PATH=$HOME/bin:$PATH" >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
Windows
このコマンドを実行すると、
kf
が現在のディレクトリにダウンロードされます。現在のディレクトリ以外の場所から呼び出す場合は、その場所をパスに追加します。gcloud storage cp gs://kf-releases/v2.11.27/kf-windows.exe kf.exe
Kf CLI と Kf サーバーのバージョンが一致していることを確認します。
- CLI のバージョンは
Kf Client
に表示されます。 - Kf サーバーのバージョンは
kf["app.kubernetes.io/version"]
に表示されます。
$ kf debug ... Version: Kf Client: v2.11.27 Server version: v1.31.1-gke.2105000 kf["app.kubernetes.io/version"]: v2.11.27 ...
- CLI のバージョンは