デバッグの概要

次の情報は、Workflows のデバッグを行う際に役立ち、信頼性が高く、予測可能で、最適化されたワークフローをデプロイする際に役立ちます。

プロジェクトと環境
  • 本番環境リソースを保護するには、開発タスク用のプロジェクト、アプリケーション テスト プロジェクト、開発をビルドシステムにマージできるステージング プロジェクト、最終的なビルドが利用可能な本番環境用のプロジェクトなど、環境ごとに別々のプロジェクトを使用することをおすすめします。
  • または、個別のワークフローを使用します。
ワークフローの作成
  • ワークフローは、Google Cloud コンソール エディタ、または任意の IDE かソースコード エディタを使用して作成できます。
  • YAML ファイルの編集では、エラーがよく発生します。 ワークフロー開発時の入力ミスやその他の一般的なエラーを削減するため、IDE またはエディタで予測入力を設定します。Workflows 用の Google Cloud コンソール エディタでは、YAML と構文の検証、予測入力を実現できます。ただし、修正が必要な、デプロイ時にのみ見つかる構文エラーが存在する可能性があります。YAML インデントをご覧ください。
ワークフローのデプロイ
ワークフローの実行
  • ワークフローをテストする場合は、gcloud CLI を使用して、または Google Cloud コンソールでワークフローを実行できます。
    • gcloud workflows run を使用して、コマンドラインからワークフローを実行し、結果を確認します。
    • Google Cloud コンソールを使用してワークフローを実行し、結果を [出力] ペインに表示します。
  • ワークフローの実行結果にアクセスするには、Google Cloud コンソールまたは gcloud CLI を使用します。コマンドラインからテストする場合は、Google Cloud コンソールの [ワークフローの詳細] ページでログを表示できます。
  • ステップ エントリのリストとして、指定したワークフローの実行履歴を取得できます。各エントリは、エラーの原因の特定やワークフローのパフォーマンス最適化に役立つ情報を提供します。
  • ワークフローの環境情報(ロケーションやプロジェクト ID など)には、組み込みの環境変数を使用してアクセスできます。組み込み環境変数は宣言が不要で、すべてのワークフロー実行で使用できます。
  • ワークフローの実行中にスローされたエラーには、エラーの原因を特定するためのタグが含まれています。
  • 長時間実行のステータスを確認できます
  • ワークフローが実行されるたびに、少なくとも 2 つの実行ログ(実行の開始時と終了時に 1 つずつ)が自動的にトリガーされます。 ログは、Workflows または Cloud Logging で表示できます。1 つのワークフローのログを表示するには、Workflows で [ログ] タブを使用します。すべてのワークフローのログの集計ビューを取得するには、Cloud Logging の [ログ エクスプローラ] ページを使用します。
  • 次の方法で Cloud Logging にログを送信できます。
    • 呼び出しのロギングを有効にします。これにより、ワークフローの実行中に各呼び出しステップや例外がログに記録されるようにフラグを設定できます。
    • ソースで sys.log 関数を使用して、カスタムログを作成します。

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