C++ SDK を使用してビルドとテストを行う

C++ SDK は、Vertex AI Vision SDK の一部として利用できるツールです。C++ SDK を使用すると、Vertex AI Vision でさまざまな形式の I/O をプログラムで管理、制御、実行できます。

このページでは、C++ SDK を使用してビルドとテストを行う方法について説明します。

始める前に

プログラムのビルドとテスト

次の例は、C++ プログラミング SDK を使用して独自のプログラムを作成する方法を示しています。このサンプルでは、Packets の送受信の例を説明することで、このプロセスを直接示します。

次の手順では、2 つの簡単なプログラムを作成する方法について説明します。最初のプログラムは一定の間隔でメッセージを送信し、2 番目のプログラムは最初のプログラムが送信したメッセージを受信します。これらのプログラムを起点として、C++ SDK を使用して独自のカスタム アプリケーションを構築できます。

  1. ソースコード ディレクトリのルートに移動します。

    ディレクトリの内容は次のようになります。

    bazel  BUILD  CONTRIBUTING.md  debian  deps.bzl  LICENSE  README.md  third_party  visionai [...]
    
  2. 省略可: チュートリアルのソースコードの手順を確認します。

    送信元のアプリ:

    cat visionai/public/tutorial/sender_app.cc
    

    レシーバー アプリ:

    cat visionai/public/tutorial/receiver_app.cc
    
  3. 送信者と受信者のアプリを作成します。

    bazel build //visionai/public/tutorial/...
    
  4. ビルドが正常に機能したことを確認します。1 つのターミナルで、送信元アプリの次のコマンドを実行します。次のように置き換えます。

    ./bazel-bin/visionai/public/tutorial/sender_app \
    --service_endpoint visionai.googleapis.com \
    --project_id PROJECT_ID \
    --location_id LOCATION_ID \
    --cluster_id application-cluster-0 \
    --stream_id STREAM_ID
  5. 別のターミナルで、レシーバ アプリに対して次のコマンドを実行します。次のように置き換えます。

    ./bazel-bin/visionai/public/tutorial/receiver_app \
    --service_endpoint visionai.googleapis.com \
    --project_id PROJECT_ID \
    --location_id LOCATION_ID \
    --cluster_id application-cluster-0 \
    --stream_id STREAM_ID

次のステップ