Basic と Advanced の比較
Cloud Translation の 2 つのエディション(Basic と Advanced)のいずれかを選択できます。使用するエディションは、使用するクライアント ライブラリまたはサービス エンドポイントのバージョンによって異なります。以下では、この 2 つの主な違いの概要について説明します。
新しいプロジェクトを計画している場合は、Cloud Translation - Advanced でアプリケーションをビルドし、新しい機能と改善されたサービスを利用してください。Cloud Translation - Basic は引き続き利用できますが、用語集の使用、一括翻訳のリクエスト、AutoML モデルの使用など、新機能は対応していません。
Cloud Translation - Basic(v2)
Cloud Translation - Basic では、Google のトレーニング済みニューラル機械翻訳(NMT)モデルを使用して、言語間の翻訳を動的に行えます。Basic はシンプルさとスケールを念頭に最適化されています。チャット、ソーシャル メディア、コメントなど、主に形式張らないユーザー作成コンテンツでの利用に適しています。
Cloud Translation - Advanced (v3)
Cloud Translation - Advanced は Cloud Translation - Basic などのすべての機能を備えています。Cloud Translation - Advanced エディションは、カスタマイズや長い形式のコンテンツに使用するのに適しています。カスタマイズ機能には、用語集とカスタムモデルの選択が含まれます。詳細については、Cloud Translation - Advanced の詳細をご覧ください。
サポートされている機能
次の表は、各エディションで利用できる機能を示したものです。
| 機能 | Basic(v2) | Advanced(v3) |
|---|---|---|
| NMT モデルを使用した翻訳 | ||
| 翻訳 LLM を使用した翻訳 | ||
| 適応型翻訳モデルを使用した翻訳 | ||
| カスタムモデルを使用した翻訳 | ||
| 1 つのリクエストでの複数の文字列の翻訳 | ||
| Cloud Storage を使用した一括翻訳 | ||
| ドキュメントの翻訳 | ||
| 用語集のサポート(用語の管理) | ||
| カスタムモデルのトレーニング | ||
| 言語の検出 | ||
| 統合された REST API | ||
| 統合された gRPC API | ||
| サービス アカウント | ||
| API キー | ||
| 監査ロギング | ||
| HTML のサポート | ||
| 100 以上の言語のサポート | ||
| ローマ字表記のサポート | ||
| 文字変換のサポート | ||
| 適応型翻訳 | ||
| マルチリージョン エンドポイントのサポート | ||
| VPC Service Controls のサポート |