Database Migration Service は、データ移行プロセスの健全性と進行状況を表す移行ジョブ指標を収集して表示します。
次の表に、移行ジョブの詳細ページで表示できる移行ジョブの指標を示します。移行ジョブに含まれるすべてのデータベース、または移行用に選択したデータベースのみの次の指標を表示できます。
移行指標 | 説明 |
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レプリケーションの遅延 | この指標は、継続的移行のプロモーションを検討する場合に使用します。データ損失を回避するには、昇格時にレプリケーション遅延をゼロにする必要があります。この指標は、変更データ キャプチャ(CDC)フェーズでのみ関連します。ジョブのプロモートの詳細については、移行を昇格させるをご覧ください。 |
ストレージ使用量(合計バイト数) | 宛先の AlloyDB for PostgreSQL インスタンスで使用されている GB 数を反映します。この指標を使用して、移行ジョブの進行状況を大まかに把握します。 |
次の指標を使用して、移行をモニタリングできます。
migration_job/initial_sync_complete
指標は、特定のデータベースまたは移行ジョブ全体の完全なダンプ フェーズが完了した日時を示します。この指標は、database
ラベルを適用することで、移行レベルまたはデータベース レベルで表示できます。データベースのラベルが存在する場合、指標値はその特定のデータベースのものです。ラベルが入力されていない場合、指標値は移行ジョブ全体の値です。migration_job/max_replica_bytes_lag
指標は、まだ宛先に複製されていないログデータのサイズを示します。この指標は、database
ラベルを適用することで、移行レベルまたはデータベース レベルで表示できます。データベースのラベルが存在する場合、指標値はその特定のデータベースのものです。ラベルが入力されていない場合、指標値は移行ジョブ全体の値です。migration_job/max_replica_sec_lag
指標は、宛先データベースがソース データベースより遅れている時間(秒単位)を示します。この指標は、移行レベルでのみ確認できます。
Metrics Explorer の詳細については、Metrics Explorer でグラフを作成するをご覧ください。