Data Catalog の料金の例

このページでは、Data Catalog の料金の例を示します。

Data Catalog の料金に関する考慮事項

タグに対するメタデータ ストレージ料金はタグ テンプレートが作成されたプロジェクトに課金されます。

API 料金は、特定の呼び出しに応じてさまざまなプロジェクトで課金されます。

  • 読み取りメソッド(getlookuplistsearch)は、API 呼び出しを許可したアカウントのプロジェクトに課金されます。
  • タグを除くすべての保存されたエンティティの書き込みメソッド(createupdatedeleterename)は、変更されたエンティティのプロジェクトに課金されます。
  • タグの書き込みメソッドは、タグの作成に使用されたタグテンプレートのプロジェクトに課金されます。

Data Catalog の料金の例

小さなタグ

  • ユーザー A が、小さなタグ(それぞれ 1,024 バイト)を作成して適用。月額 $10 で 5 GiB のメタデータを保存できます。これは約 500 万個のタグに相当します。テーブルごとに 1 つのタグを使用すると、タグ付きテーブルの総数は 500 万になります。
  • ユーザー B が、毎月 10 日に 1,000 バイトのタグを 500 万個作成し、20 日にタグを削除。費用は $3.33(5 GiB のデータを 3 分の 1 か月で割った値)です。

      5GiB * $2    // 5M tags using 1K bytes memory each amounts to 5GiB of metadata
    * 1/3            // The tags were stored for 10 days (between the 10th and 20th day of the month), so the cost is divided by one-third.
    ---
    = $3.33
    

大きなタグ

  • ユーザー C が、大きなタグ(それぞれ 10,000 バイト)を作成して適用。 月額 $10 で 5 GiB のメタデータを保存できます。これは約 50 万個のタグに相当します。テーブルごとに 1 つのタグを使用すると、タグ付きテーブルの総数は 50 万になります。

  • ユーザー D は、10 個のテンプレート(ETL、Data Governance、Data Quality)を作成し、10 個のテンプレートのそれぞれを使用して大きなタグ(それぞれ 10,000 バイト)を適用します。月額 $10 で 5 GiB のメタデータを保存できます。これは約 50 万個のタグに相当します。テーブルごとに 10 個のタグがある場合、タグ付きテーブルの総数は 5 万になります。

データリネージの料金を見積もる

データリネージの料金の例

ユーザー E が、プロジェクト内の BigQuery のリネージを追跡するために、データリネージを有効にします。プロジェクトは us-central1 のロケーション内にあります。1 か月間で、データリネージは 100 DCU 時間の Dataplex Premium 処理を消費し、1 GiB のデータリネージ メタデータを生成します。費用は次のとおりです。

    100 * $0.089           // 100 DCU-hours of Dataplex Premium processing billed at $0.089 per DCU-hr
  + (1GiB - 1MiB) * 100    // cost of storing 1GiB data lineage metadata excluding 1MiB of free storage per month
  ---
  = $108.8