ゲストポリシーを作成したら、次の手順でポリシーを確認、管理できます。
- ゲストポリシーを更新する: ゲストポリシーの構成を変更します。
- ゲストポリシーについて記述する: 特定のゲストポリシーについての詳細です。
- ゲストポリシーをリストする: プロジェクト内のゲストポリシーを一覧表示します。
- ゲストを削除する: 特定のゲストポリシーを削除します。
- VM インスタンスの構成を表示する: VM インスタンスに適用されている構成を表示します。
- ゲストポリシーをデバッグする: ゲストポリシーをトラブルシューティングします。
OS Config エージェントは 10~15 分ごとに動作するため、ポリシーの更新や削除を設定すると、実施されるまで約 10~15 分かかります。
ゲストポリシーは、Google Cloud CLI または REST を使用して管理できます。
始める前に
- OS Config の割り当てを確認します。
-
まだ設定していない場合は、認証を設定します。認証とは、 Google Cloud サービスと API にアクセスするために ID を確認するプロセスです。ローカル開発環境からコードまたはサンプルを実行するには、次のいずれかのオプションを選択して Compute Engine に対する認証を行います。
Select the tab for how you plan to use the samples on this page:
gcloud
-
After installing the Google Cloud CLI, initialize it by running the following command:
gcloud init
If you're using an external identity provider (IdP), you must first sign in to the gcloud CLI with your federated identity.
- Set a default region and zone.
- YAML または JSON ファイルを更新します。
- 更新コマンドまたはパッチコマンドを実行します。更新プロセスは作成プロセスと似ていますが、同時実行と整合性の制御が可能な ETag のサポートが追加されています。
POLICY_ID
: 更新するゲストポリシーの名前。FILE
: 更新されたゲストポリシー仕様を含む JSON または YAML ファイル。PROJECT_ID
: プロジェクト ID。POLICY_ID
: ゲストポリシーの名前。PROJECT_ID
: プロジェクト ID。POLICY_ID
: ゲストポリシーの名前。my-package
がインストールされているus-west2-b
のすべての VM で、my-package
がインストールされたままになります。現在のシステム状態は元に戻りません。ポリシーを削除した後は、OS Config エージェントを実行すると、必ず次のようになります。
- 新しい VM が
us-west2-b
に追加された場合、my-package
がこの新しい VM にインストールされません。 my-package
がインストールされているインスタンスでは、パッケージは更新されません。
- 新しい VM が
PROJECT_ID
: プロジェクト ID。POLICY_ID
: ゲストポリシーの名前。VM_NAME
: VM インスタンスの名前ZONE
: VM インスタンスのゾーン。PROJECT_ID
: プロジェクト ID。ZONE
: VM インスタンスのゾーン。VM_NAME
: VM インスタンスの名前。Google Cloud コンソールで、[OS ゲストポリシー] ページに移動します。
検査するゲストポリシーを選択して、[詳細を表示] をクリックします。
os-config guest-policies list
コマンドを使用して、すべてのゲストポリシーを一覧表示します。gcloud beta compute os-config guest-policies list
ゲストポリシーのリストから、検査するゲストポリシーの ID をコピーしてから、コマンドを実行してそれぞれのゲストポリシーを検査します。
POLICY_ID
を、調べるポリシー ID に置き換えます。gcloud beta compute os-config guest-policies describe POLICY_ID
- ソフトウェア レシピの名前を変更する。
- 名前を変更したソフトウェア レシピを使用してゲストポリシーを削除して再作成する。
- OS ゲストポリシー(従来)について学習する。
- ゲストポリシーを設定する。
REST
このページの REST API サンプルをローカル開発環境で使用するには、gcloud CLI に指定した認証情報を使用します。
After installing the Google Cloud CLI, initialize it by running the following command:
gcloud init
If you're using an external identity provider (IdP), you must first sign in to the gcloud CLI with your federated identity.
詳細については、 Google Cloud 認証ドキュメントの REST を使用して認証するをご覧ください。
ゲストポリシーを更新する
ゲストポリシーの更新は、次の手順で行います。
gcloud
os-config guest-policies update
コマンドを使用してゲストポリシーを更新します。gcloud beta compute os-config guest-policies update POLICY_ID \ --file=FILE
以下を置き換えます。
REST
API で、
projects.guestPolicies.patch
メソッドに対するPATCH
リクエストを作成します。PATCH https://osconfig.googleapis.com/v1beta/projects/PROJECT_ID/guestPolicies/POLICY_ID { For more information, see Guest policy JSON }
以下を置き換えます。
ゲストポリシーについて記述する
gcloud
ゲストポリシーについての詳細を表示するには、
os-config guest-policies describe
コマンドを使用します。POLICY_ID
は、記述するゲストポリシーの名前に置き換えます。gcloud beta compute os-config guest-policies describe POLICY_ID
REST
API で、
projects.guestPolicies.get
メソッドに対するGET
リクエストを作成します。GET https://osconfig.googleapis.com/v1beta/projects/PROJECT_ID/guestPolicies/POLICY_ID
以下を置き換えます。
ゲストポリシーの一覧を表示する
gcloud
プロジェクト内のゲストポリシーの一覧を表示するには、
os-config guest-policies list
コマンドを使用します。gcloud beta compute os-config guest-policies list
REST
API で、
projects.guestPolicies.list
メソッドに対するGET
リクエストを作成します。PROJECT_ID
は、実際のプロジェクト ID に置き換えます。GET https://osconfig.googleapis.com/v1beta/projects/PROJECT_ID/guestPolicies
ゲストポリシーを削除する
ゲストポリシーの削除がトリガーされたことを OS Config エージェントが検出すると、システムの現在の状態は維持されますが、構成にはメンテナンスが行われなくなります。たとえば、ゾーン
us-west2-b
のすべての VM でパッケージmy-package
をインストールし、パッケージUPDATED
を保持するゲストポリシーpackage-update-zone2b
が設定されているとします。package-update-zone2b
ポリシーを削除すると、次の変更が行われます。gcloud
ゲストポリシーを削除するには、
os-config guest-policies delete
コマンドを使用します。POLICY_ID
は、削除するゲストポリシーの名前に置き換えます。gcloud beta compute os-config guest-policies delete POLICY_ID
REST
API で、
projects.guestPolicies.delete
メソッドに対するDELETE
リクエストを作成します。DELETE https://osconfig.googleapis.com/v1beta/projects/PROJECT_ID/guestPolicies/POLICY_ID
以下を置き換えます。
VM インスタンスの構成を表示する
gcloud
ひとつの VM インスタンスだけに適用されているポリシーを表示するには、
os-config guest-policies lookup
コマンドを使用します。gcloud beta compute os-config guest-policies lookup VM_NAME \ --zone=ZONE
以下を置き換えます。
REST
ひとつの VM インスタンスだけに適用されているポリシーを表示するには、次の
POST
リクエストを使用します。POST https://osconfig.googleapis.com/v1beta/projects/PROJECT_ID/zones/ZONE/instances/VM_NAME:lookupEffectiveGuestPolicy
以下を置き換えます。
トラブルシューティング
ゲストポリシーを調べる
Google Cloud コンソールまたは Google Cloud CLI を使用して、プロジェクトに関連付けられているゲストポリシーを調べることができます。
コンソール
gcloud
特定の VM に対するゲストポリシーを調べる
lookup
コマンドを特定の VM に実行して、その VM に適用される構成を調べることができます。ある VM インスタンスが予想されるゲストポリシーの要件を満たしていない可能性がある場合は、その VM インスタンスに割り当てられているゲストポリシーのリストを調べると役立ちます。これにより、ゲストポリシーの
Assignment
フィールドがこの特定 VM と一致するかどうかがわかります。os-config guest-policies lookup
コマンドを使用して、特定の VM をターゲットにしている可能性があるゲストポリシーを一覧表示します。VM_NAME
は、検査する VM の名前に置き換えます。gcloud beta compute os-config guest-policies lookup VM_NAME
詳しくは、VM インスタンスの構成を表示するをご覧ください。
コマンドの出力結果から、ゲストポリシーの VM 割り当てプロパティで VM は実際にターゲットになっていないことがわかるでしょう。たとえば、
Labels
のリストや VM 名接頭辞のリストに表示されていません。障害から復旧する
ソフトウェア レシピのインストールは失敗しても、再試行されません。これは、ソフトウェア レシピが失敗したときの状態がシステムで認識されないためです。
失敗したソフトウェア レシピをデバッグする場合は、次の手順を行うことをおすすめします。
その他のトラブルシューティングの手順については、VM Manager のトラブルシューティングをご覧ください。
次のステップ
特に記載のない限り、このページのコンテンツはクリエイティブ・コモンズの表示 4.0 ライセンスにより使用許諾されます。コードサンプルは Apache 2.0 ライセンスにより使用許諾されます。詳しくは、Google Developers サイトのポリシーをご覧ください。Java は Oracle および関連会社の登録商標です。
最終更新日 2025-07-11 UTC。
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