ステージング ディスクの形式とバックアップ方法を設定したら、バックアップ プランに適用する詳細と設定を入力する必要があります。
管理コンソールで [App Manager] に移動し、[アプリケーション] をクリックします。
SAP HANA データベースを右クリックして、[バックアップ構成を管理] をクリックします。
ページ上部の [詳細と設定] をクリックします。
[アプリケーションの詳細と設定] ウィンドウで、ホストタイプに基づいてデータベース設定を構成します。
- バックアップ キャプチャ方法: 永続ディスク
- HANA DB ユーザーストア キー: これは、先ほど作成したシステム データベースに必要な SAP HANA hdbuserstore キーです。
- データベースの部分的な障害を無視する: 完全バックアップと増分バックアップにのみ適用されます。これを [Yes] に設定すると、テナント バックアップのいずれかが失敗しても、バックアップ ジョブは続行されます。
- 本番環境 DB ログの保持時間(時間): すべてのログバックアップの終了時に、ログのパージが実行され、ここで指定された時間より古いログがすべて削除されます。たとえば、指定した時間数が 4 時間の場合、((ログバックアップの開始時間) - (4 時間)) より古いログはすべてパージされます。デフォルト値は 2 時間です。
本番環境カタログの保持日数: カタログ メタデータの保持日数です。指定した日数より古いログは、HANA カタログ メタデータ(m_backup_catalog テーブル)からパージされます。たとえば、指定した日数が 14 日の場合、HANA カタログのデータは、((現在の日付) - (14 日)) より古いデータがパージされます。デフォルト値は 7 日です。
スクリプトのタイムアウト: この値は、Backup and DR エージェントによって呼び出される内部バックアップ スクリプトと復元スクリプトに適用されます。デフォルト値を推奨します。
[変更を保存] をクリックします。
Backup and DR Service SAP HANA DBA ガイド
このページは、Backup and DR サービスを使用して SAP HANA データベースを保護および復元する方法に関する一連のページの 1 つです。詳細については、次のページをご覧ください。
- SAP HANA のバックアップと DR
- バックアップ用に SAP HANA データベースを準備する
- SAP HANA データベース ホストを追加し、そのデータベースを検出して保護する
- SAP HANA データベースのステージング ディスクの形式とバックアップ方法を構成する
- SAP HANA データベースのアプリケーションの詳細と設定を設定する
- 検出された HANA データベースをバックアップする
- HANA 1+n と HANA スケールアウト データベースをバックアップする
- SAP HANA データベースの復元と復旧
- SAP HANA バックアップ イメージを標準マウントとしてマウントする
- SAP HANA バックアップ イメージを仮想データベースとしてマウントする
- 任意のターゲットに即時復元できるように SAP HANA バックアップ イメージをマウントして移行する