AlloyDB Omni は、標準の PostgreSQL バージョンで提供されるすべてのデータベース フラグをサポートしています。このページでは、標準のデータベース フラグに加えて AlloyDB Omni が提供するデータベース フラグを示します。
データベース フラグは、PostgreSQL パラメータの調整、オプションの調整、インスタンスの構成や調整など、多くの操作で使用します。
AlloyDB Omni でデータベース フラグを設定する方法については、AlloyDB Omni データベース フラグを構成するをご覧ください。
AlloyDB Omni フラグ
テーブルの他の列には、各 AlloyDB Omni フラグに関する追加情報が含まれています。
フラグ名をクリックすると、使用方法が表示されます。
「デフォルト値」列には、インスタンスの作成時に別の値を指定しない限り、AlloyDB Omni が新しいインスタンスでこのフラグに設定する値が示されます。
「標準のデフォルト」は、フラグに AlloyDB Omni によって設定されていないデフォルト値があることを示します。詳細を表示するには、フラグの名前をクリックします。
「再起動が必要」列が「〇」になっている場合は、インスタンスでフラグを設定、削除、変更するときに AlloyDB Omni の再起動が必要です。フラグの値は、再度変更するまでインスタンスで保持されます。
「レプリカの制限」列が「〇」の場合、フラグの使用方法について次の制限があります。
このフラグをクラスタのプライマリ インスタンスに設定する前に、クラスタの各レプリカ インスタンスにフラグを設定します。
このフラグがプライマリ インスタンスで設定されている場合、レプリカ インスタンスのこのフラグの値は、プライマリ インスタンスのこのフラグの値以上である必要があります。
A | C | D | E | F | G | H | I | J | L | M | O | P | R | S | T | V | W
再起動が必要な標準の PostgreSQL フラグ
次の標準 PostgreSQL フラグをインスタンスで設定、削除、変更する場合は、AlloyDB Omni の再起動が必要です。フラグの値は、再度変更するまでインスタンスで保持されます。
- autovacuum_freeze_max_age
- autovacuum_max_workers
- autovacuum_multixact_freeze_max_age
- cron.database_name
- cron.log_run
- cron.log_statement
- cron.max_running_jobs
- max_connections
- max_locks_per_transaction
- max_logical_replication_workers
- max_pred_locks_per_page
- max_pred_locks_per_relation
- max_pred_locks_per_transaction
- max_prepared_transactions
- max_replication_slots
- max_wal_senders
- max_worker_processes
- old_snapshot_threshold
- pg_stat_statements.max
- pglogical.batch_inserts
- pglogical.synchronous_commit
- pglogical.use_spi
- shared_buffers
- track_activity_query_size
- track_commit_timestamp
- wal_buffers