トラブルシューティング

このページには、以下の Service Infrastructure API の各バージョンに関するトラブルシューティング情報が記載されています。

  • Service Management API
  • Service Control API
  • Service Consumer Management API

Service Control API のエラーを処理するにはどうすればよいですか?

Service Control API により、ロギング、モニタリングなどのコントロール プレーン機能をマネージド サービスで使用できるようになります。したがって、Service Control API の呼び出しはサーバー アプリケーションで行うのが通例です。REST/RPC API レベルでエラーを処理する方法に関する一般的な推奨事項は次のとおりです。

  • サーバーは Service Control API により返されたすべてのエラーを記録する必要があります。そのデータはマネージド サービスのトラブルシューティングに利用できます。
  • サーバーに対して Service Control API から 429 エラーが返された場合、その 429 エラーをサーバーからクライアントに返す必要があります。
  • サーバーから Service Control API にアクセスできない場合、フェイルオープン(エラーを無視する)またはフェイルクローズ(503 をクライアントに返す)のいずれかを選択できます。
  • サーバーに対して Service Control API から 500 エラーが返された場合、その 500 エラーをサーバーからクライアントに返す必要があります。このようなエラーは、一般に Service Control API にバグがあることを意味します。
  • サーバーに対して Service Control API からその他のエラーが返された場合、500 エラーをサーバーからクライアントに返す必要があります。このようなエラーは、一般にマネージド サービスにバグがあることを意味します。

「service not enabled」というエラーは何を意味しますか?

Google API サービスを使用するには、Google デベロッパー プロジェクトが存在し、そのプロジェクトに対してサービスを有効にし、そのプロジェクトに関連付けられている API キーまたは OAuth アクセス トークンを渡す必要があります。詳細については、Auth ガイドをご覧ください。このエラーを修正するには、Google Cloud コンソール、Google Cloud CLI、Service Usage API のいずれかを使用して、プロジェクトに対してサービスを有効にする必要があります。サービスを有効にする方法については、サービスの有効化と無効化を参照してください。

権限拒否エラーを修正するにはどうすればよいですか?

このようなエラーは、一般に呼び出し元が特定のリソースに対する適切な Identity and Access Management 権限を持っていないことを意味します。次の各 Service Infrastructure API に必要な権限と役割の詳細については、該当するアクセス制御のページを参照してください。

API エラーの発生時に再試行を実行するにはどうすればよいですか?

指数関数的な間隔でランダムに再試行することをおすすめします。 最小再試行間隔は、429 割り当てエラーの場合は 30 秒、500 および 503 サーバーエラーの場合は 1 秒です。 その他のエラーの場合、必ず追加のエラー情報に基づいて再試行を実行する必要があります。詳しくは、google.rpc.Code をご覧ください。

より多くの API 割り当てを要求するにはどうすればよいですか?

次の各 Service Infrastructure API の割り当ての増加を申し込む方法については、割り当てと制限ページの該当するセクションをご覧ください。

「Ownership for domain name cannot be verified」(ドメイン名の所有権を確認できません)というエラーを修正するにはどうすればよいですか?

このエラーは、サービス構成で指定されたマネージド サービスの名前に使用されているドメイン名の所有権が呼び出し元にないことを示しています。ガイドに沿って有効なドメインを使用してください。