データの認証情報では、このデータソースで提供されるデータを表示できるユーザーを決定します。Google 管理コンソールの [この組織のユーザーが任意のデータソースの認証情報のオーナーになることを許可します] 設定を使用すると、Looker Studio 管理者は、組織内のユーザーが編集権限を持つデータソースのデータ認証情報を設定できるかどうかを管理できます。
この設定を有効にすると、データソースの編集者は次のタスクを実行できます。
- データソースが基盤データへのアクセスを管理するために使用するデータ認証情報の種類を構成する
- データ認証情報の所有者の ID を管理する
この設定を無効にすると、データソースの編集者はデータソースのデータ認証情報を構成できず、新しく作成されたデータソースはすべて閲覧者の認証情報を使用します。
この機能を管理するには、Looker Studio 管理者が Google 管理コンソールで次の手順を行う必要があります。
<<_shared/open-admin-console---use-me-dont-localize.md>>
<<_shared/looker-studio---use-me.md>>
[特徴] カードを選択して、構成オプションを開きます。
[オーナーの認証情報] を選択します。
[この組織のユーザーが任意のデータソースの認証情報のオーナーになることを許可します] の設定を、必要に応じてオンまたはオフにします。
この設定に関する注意事項
この設定を有効にすると、データソース エディタでデータソースがオーナーの認証情報を使用するように指定できます。オーナーの認証情報を使用すると、基盤となるデータにアクセス権がないユーザーでも、データソースの認証情報の所有者であるかのように、そのデータソースのデータを表示できます。
Looker Studio 管理者がこの設定をオフにすると、組織内にデータソースのオーナーがいて、オーナーの認証情報を使用するように構成されている既存のデータソースは、閲覧者の認証情報を使用する必要があります。データソースの基盤データにアクセスできないユーザーは、そのデータソースに基づく Looker Studio コンテンツにアクセスできなくなる可能性があります。この設定を再度有効にすると、元のオーナーの認証情報がデータソースに復元されます。
一部のコネクタは、この設定が有効かどうかにかかわらず、閲覧者の認証情報のみを使用するように事前設定されています。