イベントの形式

Eventarc は、プロバイダに関係なく、バイナリ コンテンツ モードで CloudEvents(cloudevents.io)形式でイベントをターゲットの宛先に配信します。

CloudEvents は、イベント メタデータを一般的な方法で記述するための Cloud Native Computing Foundation のオープン標準仕様です。標準的な方法でイベント メタデータを記述すると、整合性、ユーザー補助、ポータビリティが維持されます。

バイナリ コンテンツ モードの CloudEvent では、コンテキスト属性は HTTP ヘッダーとして記述されます。HTTP ヘッダーの名前は、ce- が接頭辞として付加されたコンテキスト属性名です。Content-Type ヘッダーは、イベントデータがエンコードされているメディアタイプを反映します。

ターゲットの宛先は、HTTP プロトコル バインディングを使用してイベントを使用します。

Workflows の宛先の場合、Workflows サービスがイベントを JSON オブジェクトに変換し、ランタイム引数としてワークフロー実行に渡します。

メッセージ バインディングを定義する(Eventarc Advanced)

メッセージ バインディングを定義して新しい HTTP リクエストを作成できます。詳細については、受信したイベントを変換するをご覧ください。

受信したイベントの形式を設定する(Eventarc Advanced)

特定の形式のイベントデータを想定するようにパイプラインを構成できます。また、イベントが宛先に配信される前に、イベントデータをサポートされている形式から別の形式に変換することもできます。たとえば、Avro データまたは Protobuf データのみを受け入れるエンドポイントにイベントを転送する必要がある場合があります。次の形式変換がサポートされています。

  • Avro から JSON
  • Avro から Protobuf
  • JSON から Avro
  • JSON から Protobuf
  • Protobuf から Avro
  • Protobuf から JSON

詳細については、受信したイベントの形式を設定するをご覧ください。