このドキュメントでは、Cloud Data Fusion API のコンテンツに関する現在の制限事項とリクエストの割り当てについて説明します。
リクエストの割り当て
次の Cloud Data Fusion API の使用量割り当ては、Cloud Data Fusion インスタンスの作成、更新、削除などの Cloud Data Fusion コントロール プレーン API リクエストに適用されます。これらの割り当ては、Compute Engine リソースや Cloud Storage リソースなどの他の Google Cloud リソースが Cloud Data Fusion インスタンスでデータ処理パイプラインを実行するためのリクエストには適用されません(パイプライン リソースのリクエストには他の割り当て上限が適用される場合があります)。
割り当て量は変更されることがあります。
リクエストの割り当て | 値 |
---|---|
単一リージョンにおける 1 ユーザーからの 1 分あたりのリクエスト数 | 600 |
これらの上限値は、Google Cloud Console プロジェクトごとに適用され、そのプロジェクトを使用するすべてのアプリケーションと IP アドレスで共有されます。
その他の Google Cloud の割り当て
Cloud Data Fusion インスタンスは他の Google Cloud プロダクトを使用してパイプラインを実行できます。このようなプロダクトにはプロジェクト レベルの割り当てがあり、これには Cloud Data Fusion の使用に適用される割り当てが含まれます。
Dataproc
Cloud Data Fusion はパイプラインの実行環境として Dataproc を使用します。Dataproc の割り当ては、実行するすべてのパイプラインに適用されます。
Cloud Logging
Cloud Data Fusion はログを Logging に保存します。Logging の割り当ては Cloud Data Fusion インスタンスに適用されます。
追加の割り当て
パイプラインが使用する Google Cloud サービスに応じて、追加の割り当てが適用されます。次に例を示します。
- BigQuery - BigQuery に対してデータを読み書きする場合、BigQuery の割り当てが適用されます。
- Bigtable - Bigtable に対してデータを読み書きする場合、Bigtable の割り当てが適用されます。
- Cloud Storage - Cloud Storage に対してデータを読み書きする場合、Cloud Storage の割り当てが適用されます。
- Compute Engine - Compute Engine に対してデータを読み書きする場合、Compute Engine の割り当てが適用されます。
- Spanner - Spanner に対してデータを読み書きする場合、Spanner の割り当てが適用されます。