組み込みサードパーティ ライブラリ

このページでは、App Engine Python 2.7 ランタイムで使用できる組み込みサードパーティ ライブラリについて説明します。なお、ローカルの開発用サーバーでテストする場合にローカルへのインストールが必要となるライブラリがあります。

App Engine Python 2.7 ランタイムでは、アプリケーションで次のサードパーティ ライブラリを使用できます。

名前 デフォルトのバージョン サポートされるバージョン 説明
django (なし) "1.2"(非推奨)
"1.3"(非推奨)
"1.4"
"1.5"(非推奨)
"1.9"(非推奨)
"1.11"
さまざまな機能を備えた、Python 用のウェブ アプリケーション フレームワーク。
enum (なし) "0.9.23" Python 3.4 で導入された enum モジュールのバックポート。
endpoints (なし) "1.0" App Engine アプリケーションでの API のビルド用のライブラリ。
flask (なし) "0.12" Werkzeug、Jinja 2 と善意に基づく Python 向けマイクロフレームワークである Flask。
futures (なし) "3.0.5" Python 3.2 Future のバックポート。
grpcio (なし) "1.0.0" ハイ パフォーマンスな汎用 RPC フレームワーク。(「1.1.0dev はサポートされなくなりました。代わりに 1.0.0 を使用してください」)
jinja2 (なし) "2.6" 最先端でデザイナーも扱いやすい Python 用テンプレート言語。
lxml (なし) "2.3"(非推奨)
"2.3.5"(非推奨)
"3.7.3"
C の libxml2 および libxslt ライブラリ用の Python バインド。
markupsafe (なし) "0.15"
"0.23"
Python 用の XML/HTML/XHTML マークアップに安全な文字列。
matplotlib (なし) "1.2.0" 出版品質の図表を生成する 2D プロット ライブラリ。
MySQLdb (なし) "1.2.4b4"(非推奨)
"1.2.4"(非推奨)
"1.2.5"
MySQL に対する Python DB API v2.0 互換インターフェース。
numpy (なし) "1.6.1" 配列処理用の汎用ライブラリ。
PIL (なし) "1.1.7" 画像の作成および変換用のライブラリ。
protorpc "1.0" "1.0" HTTP ベースのリモート プロシージャ コール(RPC)サービスを実装するためのフレームワーク。
pytz "2017.3" "2016.4"(非推奨)
"2017.2" (非推奨)
"2017.3"
クロスプラットフォームのタイムゾーン計算用のライブラリ。
crcmod (なし) "1.7" 巡回冗長検査(CRC)の生成用のライブラリ。
protobuf (なし) "3.0.0"(アルファ版) 構造化データをシリアル化するためのライブラリ
PyAMF (なし) "0.6.1"
"0.7.2"(アルファ版)
Action Message Format(AMF)機能を提供するライブラリ。
pycrypto (なし) "2.3"(非推奨)
"2.6"
"2.6.1"
乱数の生成など、暗号化機能のライブラリ。
setuptools (なし) "0.6c11"(非推奨)
"36.6.0"
パッケージとモジュールの検索機能を提供するライブラリ。
six "1.12.0" "1.9.0"
"1.12.0"
py2.x と py3 の差異を抽象化。
ssl (なし) "2.7"(非推奨)
"2.7.11"
SSL ソケット ラッパーの組み込みモジュール。
ujson (なし) "1.35" 純粋な C 言語で記述された超高速 JSON エンコーダおよびデコーダである UltraJSON。
webapp2 "2.3" "2.3"
"2.5.1"(非推奨)
"2.5.2"
Python 用の軽量ウェブ フレームワーク。
webob "1.1.1" "1.1.1"
"1.2.3"
WSGI リクエスト環境に関連したラッパーを提供するライブラリ。
werkzeug "0.11.10" "0.11.10" WSGI ユーティリティのライブラリ。
yaml "3.10" "3.10" YAML のシリアル化と非シリアル化用のライブラリ。

これらのライブラリの使用方法については、Python 2.7 での組み込みライブラリの使用をご覧ください。