AlloyDB フラグ

このページでは、AlloyDB に固有のさまざまなサービス機能を有効にして管理するために AlloyDB for PostgreSQL が使用するデータベース フラグについて説明します。AlloyDB がサポートするすべてのデータベース フラグの一覧については、サポートされているデータベース フラグをご覧ください。

インスタンスの再起動」が「あり」のフラグは、そのインスタンスでこのフラグを設定、削除、変更するたびに、AlloyDB がインスタンスを再起動することを意味します。フラグの値は、再度変更するまでインスタンスで保持されます。

alloydb.enable_pgaudit

タイプboolean
デフォルトoff
インスタンスの再起動あり

AlloyDB インスタンスで pgaudit 拡張機能を使用できるかどうかを設定します。パラメータを on に設定してインスタンスを再起動します。次に、CREATE EXTENSION コマンドを使用して、インスタンス内の個々のデータベースに pgaudit 拡張機能を追加します。

pgaudit 拡張機能は、PostgreSQL が提供する標準ロギング機能を使用して、詳細なセッションとオブジェクトの監査ロギングを提供します。

alloydb.log_throttling_window

タイプinteger
デフォルト0
インスタンスの再起動なし

指定された期間中に受信した重複するログ メッセージを AlloyDB が記録するかどうかを制御します。

0 より大きい値に設定すると、AlloyDB はログ メッセージを記録するたびに、数秒間のタイマーを開始します。AlloyDB がタイマーの期限切れ前に同じログ メッセージを受信した場合、そのメッセージは記録されません。タイマーが期限切れになると、AlloyDB は、記録されたログ メッセージと同じメッセージが次に発生したときに、スキップしたメッセージの数を追加します。

0 に設定すると、AlloyDB は重複するログ メッセージをすべて記録します。

alloydb.promote_cancel_to_terminate

タイプboolean
デフォルトoff
インスタンスの再起動なし

true に設定すると、AlloyDB で発生したロック タイムアウト、ステートメント タイムアウト、復元(リプレイ)競合などの問題が原因で発生したクエリのキャンセル リクエストが、バックエンド強制終了リクエストに昇格します。

AlloyDB は、キャンセル リクエストを昇格させることで、停止したバックエンドがログの再生や他のバックエンドを妨げないようにします。

alloydb.pg_shadow_select_role

タイプstring
デフォルト空の文字列
インスタンスの再起動なし

pg_shadow ビューのクエリ権限の付与に使用する PostgreSQL ロールの名前。