このページでは、アプリケーションのストリーミング ログを表示し、Cloud Code 内からリソースのステータスを確認する方法について説明します。
開発セッション ビューには、タスク、アーティファクト、デプロイされたリソースを表示するロギング出力の構造化ビューが表示されます。このビューでは、デプロイ内の各タスクのステータスを確認し、完全なログ出力で詳細情報を確認できます。
ログビューアには、ログの検索とフィルタリングのためのツールが用意されています。
タスクとリソースのステータスを表示する
開発、デバッグのセッションを開始すると、[開発セッション] セクションに構造化ロギングビューが表示されます。
[開発セッション] セクションを表示するには、コマンド パレットを開き(
Ctrl
/Cmd
+Shift
+P
を押します)、Cloud Code: Focus on development sessions explore コマンドを実行します。タスクが開始されると、progress_activity の回転する半円の進行状況インジケーターが表示されます。
タスクが成功すると、手順の横に check_circle チェックマークが表示されます。
タスクが失敗すると、手順の横にエラー エラーマークが表示されます。
手順の詳細を表示するには、[Development sessions] セクションで手順をクリックします。[Output] ペインに、ロギング出力の手順が表示されます。
完全な Skaffold のログを表示するには、[ステータス] ノードをクリックします。
コンテナのログを表示するには、[Status] を展開し、[Stream Application Logs] を展開してコンテナ名をクリックします。コンテナのログが [Output] タブに表示されます。
ログビューアを起動する
ログビューアを起動するには、コマンド パレットを開き(Ctrl
/Cmd
+ Shift
+ P
を押すか、[ビュー] > [コマンド パレット] をクリックします)、Cloud Code: View Logs を実行します。
Pod のログをストリーミングする
Pod からログをストリーミングするには:
- [Cloud Code] をクリックし、[Kubernetes] セクションを展開します。
- minikube クラスタを展開し、[Pod] を展開します。
- Pod を右クリックして [ログのストリーム] をクリックします。
- Pod に複数のコンテナがある場合は、コンテナの 1 つを選択するように求められます。
Pod のログを表示する
- [Cloud Code] をクリックし、[Kubernetes] セクションを展開します。
- minikube クラスタを展開し、[Pod] を展開します。
- Pod を右クリックして [ログを表示] をクリックします。
- Pod に複数のコンテナがある場合は、コンテナの 1 つを選択するように求められます。
特定のリソースのログを表示する
特定のリソースのログを表示する手順は次のとおりです。
- [Cloud Code] をクリックし、[Kubernetes] セクションを展開します。
[Kubernetes] セクションで、次を展開します。
- ログを表示するクラスタ
- 名前空間
- ログを表示する名前空間
- Deployment
デプロイを右クリックし、[View logs] を選択します。
ストリーミング ログを表示する
ログが生成されたときにログビューアで更新されたログを表示するようにするには、ログビューアで [ストリーミング] スライダーをオンにします。
Cloud Logging を使用して Kubernetes ログを表示する
Cloud Logging を有効にして GKE クラスタからログを表示するには、次の手順に従います。
- ログビューアを開くには、コマンド パレットを開き(
Ctrl
/Cmd
+Shift
+P
を押すか、[ビュー] > [コマンド パレット] をクリックします)、「Cloud Code: View Logs」を実行します。 - [Log Type] リストから [Kubernetes Application Logs] を選択します。
- 複数の Pod からログをストリーミングするには、[ストリーミング] スライダーをオンにして [Pod] リストで [すべて] を選択します。
- デフォルトでは、アクティブなクラスタのログが表示されます。別のクラスタに切り替えるには、[Cluster] リストからクラスタ名を選択します。
kubectl を使用して Kubernetes ログを表示する
GKE 以外のクラスタまたは Cloud Logging が有効になっていない GKE クラスタのログを表示するには、次の手順に従います。
- ログビューアを開くには、コマンド パレットを開き(
Ctrl
/Cmd
+Shift
+P
を押すか、[ビュー] > [コマンド パレット] をクリックします)、「Cloud Code: View Logs」を実行します。 - [Log Type] リストから [Kubectl ログ] を選択します。
- [Deployment] または [Pod] リストで、ログを表示する Deployment または Pod を選択します。
- 検索結果を絞り込むには、[検索ログ] をクリックして検索キーワードを入力します。この検索には、Namespace、Deployment、Pod、コンテナ、時間が含まれます。Cloud Logging が有効になっているクラスタの場合は、重大度でフィルタすることもできます。
表示時間を変更する
表示時間を別のタイムゾーンに変更するには、[時間] 列ヘッダーの横にある more_vert [その他] をクリックしてタイムゾーンを選択します。
次のステップ
- Cloud Code で Kubernetes アプリケーションをデバッグする。
- コンテナ化されたアプリケーションのトラブルシューティングに関する Kubernetes のドキュメントを確認する。