API エンドポイント タイプ
このページでは、Assured Workloads で使用できるさまざまなタイプの API エンドポイントについて説明します。API エンドポイント(またはサービス エンドポイント)は、Google Cloud API サービスのネットワーク アドレス(bigquery.googleapis.com
など)を指定する URL です。Google Cloud サービスでは、グローバル エンドポイント、ロケーション エンドポイント、リージョン エンドポイントなど、さまざまなタイプの API エンドポイントを使用してリソースにアクセスできます。それぞれのタイプの可用性は、特定の Google Cloud プロダクトまたはサービスによって提供されているかどうかによって異なります。
Assured Workloads のすべてのコントロール パッケージは、グローバル API エンドポイントをサポートします。ロケーション API エンドポイントとリージョン API エンドポイントのサポートは、コントロール パッケージによって異なります。
グローバル API エンドポイント
グローバル API エンドポイントは、URL ホスト名でロケーションを指定しません。次に例を示します。
storage.googleapis.com
bigquery.googleapis.com
logging.googleapis.com
これらのグローバル スコープのエンドポイントは、可能な限りクライアントに近い場所で TLS セッションを終端する高可用性サービス エンドポイントを提供します。これにより、分散したクライアント群からのインターネット経由での API 呼び出しを処理する際のレイテンシを最小限に抑えることができます。
ロケーション API エンドポイント
ロケーション API エンドポイントは、URL ホスト名でロケーションを指定します。次に例を示します。
us-west1-storage.googleapis.com
us-west1-bigquery.googleapis.com
us-west1-logging.googleapis.com
これらのロケーション エンドポイントは、ロケーション固有のサービスを使用する必要があり、プライベート接続を介してアクセスされる場合に転送中のデータが特定のロケーションに保持されるようにする必要があるお客様にとって最も有益です。
リージョン API エンドポイント
リージョン API エンドポイントは、ロケーションをサブドメインとして指定します。次に例を示します。
storage.us-west1.rep.googleapis.com
bigquery.us-west1.rep.googleapis.com
logging.us-west1.rep.googleapis.com
これらのリージョン エンドポイントは、ロケーション固有のサービスを使用する必要があり、プライベート接続または公共のインターネット経由でアクセスされる場合に転送中のデータが特定のロケーションに保持されるようにしたいと考えるお客様にとって最も有益です。